園長先生あいさつ

「遊び」は「学び」。
私たちが目指すのは、子どもたちが「明日も行きたくなる幼稚園」です。

園長 井口 司

この4月1日付で筑紫女学園大学附属幼稚園長を拝命し、着任いたしました井口司(いぐち つかさ)と申します。小学校の教諭や校長を務めるなど長らく小学校教育に携わってきました。どうぞよろしくお願いいたします。

さて、本園は西鉄薬院駅から徒歩15分の福岡市の都心部にありますが、周辺は豊かな自然環境に恵まれ、敷地内すぐ近くには百年の森(通称)と呼んでいる場所があります。そこにはバッタやちょうちょ、テントウムシなどの虫をはじめ、スモモ・びわ・クヌギなどの木もあり、子どもたちの経験を豊かにしてくれる活動の場となっています。また、現在の園舎は平成31年3月に完成しており、その際少し広くなった園庭には大型の複合遊具を設置しました。

このように恵まれた環境を最大限生かして、自分のやりたい遊びや深めたいことにじっくり取り組めるよう、本園は園全体での時間の区切りは設けていません。子どもの生活は「遊び」そのものであり、その中に生きていくための様々な「学び」があると考えているからです。そのような幼稚園ですので、毎日元気な子どもたちの声が響いていて、どこも活気に満ち溢れています。

このように恵まれた環境と、建学の精神である親鸞聖人のみ教えに基づいた保育・教育を基本とする本園は、遊びや活動を通して、このような子どもたちを育てます。

「考える子」・・・身の回りの様々なことに興味や関心を持ち、疑問を持ってよく考える子
「優しい子」・・・誰にでも優しく、自分も他の人も大切にする子
「元気な子」・・・基本的な生活習慣を身につけ、心も体もしなやかでたくましい子

今年度も保護者の皆様と連携を深め、一人ひとりの子どものよさや可能性を引き出していくとともに、これまでの伝統を生かしながら「子どもが一番、子どもが真ん中、子どもに真っ直ぐ」を合言葉に、子どもの自発的な遊びや活動を大切にした教育を推進していきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

園長 井口 司

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