みてみて!げんきな筑女っ子
笹染め
年長組では、母の日に向けてプレゼント作りをしました。今年は素材を子どもの身近なもので考え、先日行ったたけのこ堀り、たけのこパーティからの連続の流れになるよう笹の葉を使った染物で考えてみました。
笹染めは初めての試みなので、年長担任は何度も実験を重ね、取り掛かりました。
まず、始めは染めの色が良く入るように豆乳に材料(未晒しの布バック)を浸け込み、干します。
手順をみんなで確認していきます。染めがわかるように絞りになるよう模様を考え、バックにゴムかけをし、しぼりにしていきます。
ゴムかけが終わったら竹の葉を切って染めの準備に入ります。
みんなでささをきっていきます。根気のいる作業です。
おねべいっぱいに笹を切っていれました.これに水をいれ、煮込んで染め液をつくります。。
笹の葉から出た染液です。
媒染液(色止め)は焼きミョウバンでつくります。
笹の染め液につけ、にこみました。その後、媒染液(色止め)につけ、再び染液につけにこみました。
染め上がったら水洗いをし、乾かします。たらいで洗いました。
すべての行程を子どもたちで踏んでいきます。
テラスの前が物干しになり、バックが乾くのを待ちます。
いよいよ最後です。お母さんにプレゼントするために、ひとりひとりがアイロンかけをして、しあげました。
大好きなお母さんにメッセージを書いてプレゼントに添えました。何て書こうかな・・・
今年はじめての試みで、笹染めに挑戦しました。浸けこみ時間や、媒染の時間等、いろいろ難しい面があり、ゴムかけをした部分の模様(絞り)が薄くしか出てないものもありましたが、色は笹の葉から出た色です。淡いやさしい自然の色です。子どもたちの気持ちいっぱいの笹染めバックのプレゼント・・・如何だったでしょうか?