筑紫女学園報/2010年(平成22年)6月7日発行 No71
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高等学校・中学校トピックス
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陸上部の河村監督、ハンドボール部の村山監督が福岡県高体連から表彰されました
長年にわたる実績を評価されての受賞

 2月23日(火)、平成21年度の福岡県高体連表彰式が福岡リーセントホテル(福岡市東区)にて開催され、「全国高等学校総合体育大会(インターハイ)の監督として特に業績をあげた者」として、本校から河村邦彦監督(陸上部)、村山功太監督(ハンドボール部)の両名が表彰を受けました。
 河村監督は、福岡大学職員時代の昭和45年から本校陸上部の指導にあたり、平成3年、本校職員として就任。以降、陸上部監督として、数々の優秀な選手を育ててこられました。特に、全国高校駅伝競走大会においては、3度の全国制覇、入賞15回と全国屈指のチームを維持してこられた功績は学内外でもよく知られるところですが、今回はインターハイの個人種目において、10回以上出場した監督としての表彰となりました。
 そして村山監督は、平成3年からの14年連続出場を含む、全26回のインターハイ出場を果たした本校ハンドボール部において、平成16年4月の就任以降、団体種目で5回以上出場した監督としての表彰となりました。
 今回のおふたりの表彰を心からお祝い申し上げるとともに、今後、陸上部ならびにハンドボール部のさらなる活躍を期待しています。
挨拶運動に紫苑祭準備… 生徒会執行部、がんばっています
 
『常に信頼される生徒会』を目指して…

 私たち生徒会執行部は、昨年の10月に先輩方から仕事を引き継ぎ、「faithful」(フェイスフル)というテーマのもと、より良い学校生活を実現すべく、日々様々な活動に取り組んでいます。「faithful」とは、信義が厚いという意味で、生徒のみんなからも、先生方からも『常に信頼される生徒会』であることを目指しています。
 現執行部発足以来、私たちが特に、力を入れて取り組んでいる活動は、挨拶運動です。毎朝、クラス委員や風紀委員と一緒に正門に立ち、登校してくる生徒や先生方に元気よく挨拶しています。最近は、挨拶を返してくれる人が増えてきたので、とても嬉しく感じます。これからも気持ちの良い挨拶が飛び交う明るい学校を目指して、がんばっていきたいと思います。

今年の紫苑祭では新たな試みを実行

 また、現在、私たちは、紫苑祭実行委員として、紫苑祭 (文化祭)の準備に追われる毎日です。今年度の紫苑祭のテーマは、「Bloom −今、2444色の花が咲く−」ですが、ここには生徒一人ひとりの努力が花開き、色とりどりの個性が光輝くように、という願いを込めています。
 そこで、今年度の新たな取り組みとして、文化部の日頃の活動の成果を、より多くの人に知ってもらえるように、スタンプラリーを実行することにしました。各文化部の発表を回ってスタンプをためると、景品がもらえるという仕組みです。筑女生だけでなく、来校者の方々にも、生徒の発表をできるだけ多く楽しんでいただけるように、中央広場に総合案内所を設置するつもりです。
 私たち紫苑祭実行委員会は、今年の1月に発足し、これまでに何度も会議を重ねてきました。壁にぶつかることもあったけれど、自分たちの手で紫苑祭を創り上げる喜びや苦労は、きっと私たちの糧になると信じています。生徒全員の努力や個性の花が咲き誇る紫苑祭にするために精一杯がんばります。


がんばる!クラブ Vol.12
王羲之をテーマに、文化祭の準備、進行中!「部も書の世界も楽しいんです!」クラブ活動中の生徒様子
 「みんなと一緒に書いていると、自分に足りないところが見えてきます。だから、もっと上手になりたいという気持ちが強くなるんです」――そう話す部長の釜瀬美里さん(3年)の作品は、昨年10月に開催された第24回福岡県高等学校総合文化祭の県大会へ。さらに、川原光瑠さん(2年)は今年8月に宮崎県で開催される全国大会への推薦を獲得し、次のステージに向けて作品に磨きをかけています。
 さらに4月中旬のこの時期、文化祭の準備も進行中という彼女たち。今年は「書聖」と称され、と共に中国書道界の二大宗師とも謳われた王羲之をテーマに、部員一人ひとりが楷書、行書、草書に取り組んでいます。その姿は、会話がはばかられるほど真剣そのもの。筆と体が一体となり、中腰で勢いのある筆致を見せる生徒がいるかと思えば、凛とした姿勢を保ち、繊細で正確な線を綴る生徒も…。まさに、作品世界と書き手の佇まいが重なります。指導に当たる守田先生とのやり取りに深く思慮する表情もとても印象的でした。
 前出・釜瀬さんに書道の魅力を尋ねると、「同じ字でも人によって表現の仕方が違い、その人の内面がみえるところです」。加えて、「部の雰囲気と書の世界の楽しさを1年生にも知って欲しい。新入部員を心待ちにしています」とも話してくれました。この学園報が出る頃にはきっと、新しい書家の卵が筆を手にしていることでしょう。
ゴールを決めてしまわず、努力する姿勢を大切に   顧問/守田 晃 先生
 
基本的には褒めることはせず、「これでいいですか?」と聞かれたら、新たな課題への取り組みを促すのが私のスタンスです。芸術には正解もゴールもないことや、努力を続ければ手が届くもの、見えてくるものがあることを知って欲しいと思っているからです。その理解があれば、勉強への姿勢もより前向きになることでしょう。たとえば受験の際、志望校にA判定が出て満足したら、そこで進歩は止まってしまいますが、さらに努力を重ねれば、その先にきっと何かが見えてくるはず。そんな風に追求することの大切さを伝え、生徒一人ひとりの可能性を広げられたらと考えています。
 
●部員構成
3年生4人・2年生3人(2010年4月16日現在)
●大会成績(平成21年度)
[第24回福岡県高等学校総合文化祭県揮亳大会]
全国大会推薦  川原光瑠
秀作      釜瀬美里 ・ 桑野萌々香
[第24回福岡県高等学校福岡地区書道展]
特選      桑野萌々香

クラブ活動結果報告
高等学校
■陸上部
[全国都道府県対抗女子駅伝]
●1月17日・京都市
8位 福岡県チーム
本校から藤千紘(7区)、三井綾子(補欠)の2名が出場
[選抜女子駅伝北九州大会]
●1月24日・北九州市
5位 江頭愛美・藤千紘・佐々木伽歩・山本恵理・奥村美紗・三井綾子
[金栗記念選抜陸上熊本大会]
●4月10日・熊本市
高校3000m 3位 木村友香
[織田記念陸上大会]
●4月29日・広島市
高校3000m 7位 木村友香
[日本ジュニア選手権大会]
●5月2日・金沢市
高校1500m 6位 木村友香
■ハンドボール部
[九州高等学校ハンドボール選抜大会]
●2月5日〜7日・福岡市
本校   9-24 熊本城北
本校 12-24 佐世保西
[西日本私立高等学校女子ハンドボール競技大会]
本校   7-15 熊本国府
本校 25-17 佐賀清和
本校 17-16 西南学院
本校 21-10 中村学園
本校 11-12 熊本城北
中学校
■自然科学部
[FLL(ファースト・レゴ・リーグ)全国大会]
●2月14日・東京都
チームスピリット賞

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