筑紫女学園報/2010年(平成22年)2月5日発行 No70
Chikushi Jogakuen Online Report
 
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クラスの力を一つにして、弁論・コーラスコンクールを開催
新鮮な感性で捉える中学生の主張 熱のこもった主張が聴く人の心を捉えました。

生徒主体の練習を通してクラスの絆が深まりました。
12月17日、中学校恒例の弁論・コーラスコンクールが本校講堂にて開催されました。
  弁論大会は、全員が書き上げた弁論文をクラス毎に審査し、代表一名が講堂で発表しました。弁士は日常の体験を中学生の新鮮な感性で捉え、自分自身や社会を見つめる中で抱いた感想や意見などを、聴衆の心に届く工夫をしながら一生懸命に伝えました。聞く側も友達の主張を真剣に受け止め、共感したり考えさせられたりし、大変意義深い機会となりました。
練習を重ねて美しいハーモニーに
コーラスコンクールは、各クラスが学年の課題曲と自分たちで選んだ自由曲の二曲を合唱しました。指揮者・伴奏者、パートリーダーを中心に朝・昼・放課後とクラス全員で協力して練習していく中で、曲を理解し、自分たちのハーモニーを創り上げていきました。リーダーたちは練習を進める中で、人の前に立ち自分の思いを相手に伝えること、表現することの難しさを感じながらもクラスのみんなに支えられ、信頼関係を築いていきました。どのクラスも団結して堂々とした素晴らしい合唱を披露し、美しいハーモニーが講堂に響き渡りました。そして、それぞれが責任を持ち、精一杯取り組むことで、お互いの努力を讃え合うこともできました。
  このコンクールを通して、目標に向かってクラスで力を合わせ、一つのことを成し遂げる達成感や喜びを感じ、友達を思いやること、自分の役割を果たすことの大切さを学ぶことができました。
がんばる!クラブ Vol.11
初の対外試合で1、3、4位を獲得。新たな活動が大きな自信に!クラブ活動中の生徒様子
   自然科学部の活動に開始の指示はありません。部員が集まるにつれて教室のあちこちに小さな輪が生まれ、それぞれの作業が始まりました。言葉はなくとも、みんなの気持ちはひとつといった感じです。それもそのはず、自然科学部におじゃましたのは、初の対外試合「ファースト・レゴ・リーグ 2009九州大会」を2日後に控えた平日最後の活動日。ロボットを製作しミッションに挑むロボット競技部門と、与えられたテーマに対して自由な意見を発表するプレゼンテーション部門への参加に向けて、準備が着々と進んでいたのです。
   「これまでは、文化祭での発表が部として唯一のイベントでした。昨年は宇宙について調べましたが、全員で取り組む本格的な活動は今回の大会参加が初めて。本領を発揮したいと思っています」と部長の江嶋南帆さん。「準備を通じて後輩とのコミュニケーションもとれるなど、いろいろな意味で嬉しい機会になりました」とも語ってくれました。
   こうした思いが見事に実り、大会では優勝を獲得。全国大会への切符を手に入れました。「ロボットの微調整が上手くいった時の喜びは最高!」と語っていた副部長の小島紗世香さんをはじめ、全員が大きな自信を得たことでしょう。今年もさらにレベルを上げた挑戦が始まっているようです。
考える力と創造性を高めて、全員で大会へ

顧問/河本 清 先生

研究テーマも発表の場も限られていたこれまでの活動から一歩踏み出し、さまざまな実体験から考える力や創造性を身に着けて欲しいと思い、大会への参加を決めました。単にロボットを製作するだけでなく、調べたことから問題を抽出し、その解決策を大勢の前でプレゼンテーションするという具体的な活動を通じ、部員たち一人ひとりが多くのことを学んでくれたのではないでしょうか。今後も大会への参加が、マナーや挨拶なども含めた成長の場になることを期待しています。
●部員構成
3年生3人・2年生10人・1年生13人
●大会成績(平成21年度)
ファースト・レゴ・リーグ 2009九州大会
優勝・3位・4位
※3チームに分かれて全員が参加


NHK杯全国高校放送コンテスト朗読部門優秀賞を受賞して
 日々の積み重ねが発揮できました。

まず、優秀賞を受賞しての感想は、とにかく私個人が受賞したというより筑女の放送部みんなで受賞したということでした。それくらい、この賞は周りの人の支えがあってこその賞だと思います。
  放送部での活動の醍醐味は、自分を思いっきり表現できることです。読む練習も番組の制作も、全てが創造の場・自己表現の場であって、毎日遅くまで続く練習も、とにかく「楽しい!」の一言でした。
  また、部員の存在は大きく、互いを尊重し高め合える仲間たちと切磋琢磨することで、常に高いモチベーションを維持することができました。部員同士がとても仲が良かったので、日々の活動はもちろん、合宿や遠征も大きな楽しみの一つでした。活動の中では、たくさんの苦労もありました。部活では副部長を任されていたので、大きな責任を感じました。壁にぶつかって夜通し悩み続けた日もありましたが、その先には必ず達成感や喜びがあると信じ、最後まであきらめずに乗り越えることができました。
  顧問である後藤先生には練習や番組の制作技術の他、挨拶や礼儀といった基本的なこともしっかりと教えていただき、人として一歩成長できたように思います。週に一度、大会前には毎日指導して下さった外部講師の先生には、基礎から徹底的に教えていただき、かなりのスキルアップにつながりました。
  私は本当に多くの人に支えられ、ここまで来ることができました。また筑女にこのような良好な環境を用意して下さったことに感謝いたします。本当にありがとうございました。



クラブ活動結果報告
 高等学校
高等学校
■陸上部
[九州陸上競技選手権大会]
●8月21〜23日・熊本県
1500m 2位 高橋かるな
7位 奥村美紗
400mH 2位 杉山真奈穂
6位 前川萌那
1600mリレー 6位 井上・村田・前川・杉山
ジュニア3000m 1位 高橋かるな
  4位 奥村美紗
  8位 桑畑未央
[全九州高等学校新人陸上競技大会]
●10月9日〜11日・沖縄県
400m 4位 福嶋美和子
400mH 4位 杉山真奈穂
1600mリレー 2位 大蔵・杉山・前川・福嶋
[全九州高等学校駅伝競走大会]
●10月22日・宮崎県
1.神村学園 1時間08分14秒
2.熊本市立千原台  1時間08分35秒
3.北九州市立  1時間08分43秒
4.筑紫女学園     
  高藤・奥村・江頭・三井・高橋
1時間09分20秒
5.熊本信愛女学院  1時間09分22秒
6.小林  1時間10分01秒
■空手部
[全九州空手道新人大会]
●11月13日〜15日・大分県
女子団体組手 出場
■テニス部
[全国選抜高校テニス九州地区大会]
●12月5日〜6日・熊本県
予選リーグ 本校 4―1 宮崎南
  本校 5―0 長崎東
決勝リーグ 本校 4―1 加治木
  本校 3―2 普天間
優勝  
■文芸部
[高校生文芸道場九州ブロック大会]
●10月22日〜23日・沖縄県
文芸部誌部門・散文部門・詩部門・俳句部門に参加
[全国高等学校文芸コンクール]
●12月19日・東京都
文芸部誌部門 優秀賞・読売新聞社賞  『いさらゐ』第51号
小説部門 優良賞 堀真帆
詩部門 優秀賞 長谷川栞
  入選 粟田晶
短歌部門 入選 松ヶ迫美貴
  入選 末永瞳
俳句部門 優秀賞 松ヶ迫美貴
  優良賞 迫英恵
   入 選 園元理佳子
[高校生文芸道場総合大会]
●12月19日・東京都
文芸部誌部門・小説部門・詩部門・俳句部門に参加
■放送部
[九州高校放送コンテスト]
●12月17日〜18日・沖縄県
朗読部門    入選 金井優佳
テレビ番組部門 入選
ラジオ番組部門 入選

中学校
■音楽部
[九州合唱コンクール]
●9月12日・沖縄県
金賞

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