筑紫女学園報/2009年(平成21年)1月30日発行 No67
Chikushi Jogakuen Online Report
 
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大学・短大部トピックス
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学生食堂・生協店舗「ロータス」が生まれ変わって再オープン!
ウッディ+パステルの組み合わせで、明るく落ち着いた雰囲気の「カジュアル・カフェテリア」。
   春休みに2号館の第1食堂と7号館の第2食堂のリニューアルを行いました。
   今まで1号館の地階で学生に親しまれていた生協店舗「ロータス」を第1食堂に移転し、第2食堂は生協食堂「カジュアル・カフェテリア」として装いも新たにオープンしました。
   新しい「ロータス」は旧店舗より広く、取り扱う品数も大幅に増えました。今までになかった文庫本も購入できるようになり、また、就職関係の書籍類も充実しました。
   店舗隣にはテーブルとイスを配置した「イートインスペース」がありますので、「ロータス」で購入したパンやお弁当などを食べながら懇談することもできます。
   「カジュアル・カフェテリア」は、丼タイプのオリジナル弁当やパスタ、サラダ、各種デザート、小鉢の中から、好きなものを選べます。厨房内で当日に焼き上げた「焼きたてパン」も人気です。こちらで販売するお弁当類は、リサイクル可能な環境にやさしい容器を使用しており、容器を返却するとポイントがつくサービスもあります。
   さらに明るく使いやすくなった各店鋪で、皆様のご利用をお待ちしています。

▲新しい「ロータス」は、さらに充実の品揃えに!中庭を眺めながら、ゆったり気分を味わえる「イートインスペース」。▲焼きたてパンは「カジュアル・カフェテリア」「ロータス」の両店舗で販売。


12月の定演に向けてがんばっています筑女フィルのこと、知ってください! 筑紫女学園大学フィルハーモニー管弦楽団 伊集院美奈子(大学・発達臨床心理学科3年)
定期演奏会での筑女フィルの様子。 
   私たち筑紫女学園フィルハーモニー管弦楽団(通称筑女フィル)は現在、本学教授の浅田淳一先生と、常任指揮者で本学非常勤講師の田原泰徳先生のご指導の下、22名で活動しています。近年の活動は、地域からの依頼演奏、筑紫祭での演奏、そして一年間の集大成である定期演奏会に向けての練習が中心です。
   定期演奏会は今年度で第3回目を迎えます。一昨年の12月に開催した初の演奏会ではドボルザーク「新世界より」を演奏。そして昨年は、ブラームス「交響曲第2番」に取り組みました。どちらの演奏会も会場にいた全員の心に残る素晴らしい演奏会になったと感じています。
    加えて最近、ドキュメンタリー番組の取材を受けるなど、筑女フィルの活動の場はますます広がっています。この先、もっとたくさんの人たちに筑女フィルのことを知ってもらえるよう、日々、練習に励んで行きたいと思います。
   さて、今年12月に予定している第3回定期演奏会ですが、今回は太宰府を飛び出して筑紫女学園高校の講堂で、ベートーベン「運命」を演奏します。すでに団員たちは練習に入り、本番を目指してがんばっています。聴きに来てくださる方の心に残るような演奏になれば、と思います。
   なお、当団では現在、「一緒に音楽を楽しみたい」という人を大募集しています。初心者でも構いません。楽器もなるべくこちらで手配します。興味ある方は、本学学生課にお問い合わせください。ぜひ、私たちと一緒に音楽を奏でましょう。


就職の筑女 Vol.13
本学卒業生をご採用いただいている企業へ伺うこのコーナー。今回は日本最大規模の飲料販売会社である「コカ・コーラウエスト株式会社」で4年目を迎える本学O.G星野歩さんと、社員研修をご担当の上田洋子さんにお話を伺いました。
コカコーラウエスト株式会社 営業本部 星野 歩さんとプロフィール学生時代の伸びやかな時間と留学の経験が自信とビジョンに
新設部署でも日々充実。「毎日が楽しくて」
   星野さんは、コンビニエンスストアなど、全国に店舗展開をしている企業を受け持つ営業職。岡山で行われた展示会から戻ったばかりにもかかわらず、その笑顔には疲れが少しも見えません。
   彼女の名刺に書かれている所属名は「チェーンストア営業本部 広域営業部 南日本営業課」。今年の1月に新設された部署で、入社4年目にして、新たなスタートを切ったところです。
   「昨日の展示会はコンビニエンスストアが各店舗のオーナーさまへ今後の方針を紹介するもので、私は我が社のブースのディスプレイや新商品のサンプリングなどを担当しました。こうしたイベントへの協力や商談自体は東京で決まるのですが、その内容を各地のやり方にフィットさせるのが私の仕事です。たった一つのミスで全国的なトラブルになるということを痛感することもあります。でも、毎日が新しいことの連続なので楽しいし、とても充実しています」(星野さん/以下同)。

会社への誇りを胸にこれからも自分探しを
   入社時から昨年まで経験した支店営業での体力勝負的な仕事は「予想外に大変でした。が、そこでの懸命な努力の結果、“ここは任せるよ” “君なら大丈夫”と、営業先の担当者に言ってもらえるようになったことが自信となって、今の自分を支えている」という星野さん。
   「卒業前に行ったラスベガスのメインストリートにあるコカ・コーラのビルを見た時は、つくづく内定の喜びを感じました。誇りを持って働くことはとても大事だと思います。今の私があるのは、伸び伸びと過ごせた筑女での日々と留学のおかげかもしれません。後輩の皆さんも学生時代にしかできない経験を重ねる中から将来へのビジョンを見つけて就活に励んで欲しいと思います」
   そう語った後「かく言う私もビジョン不足なんですけどね」とはにかむ彼女。
   「近々自分探しの旅行に出かける予定」とのことでした。
上司の方に伺いました やはり、「コミュニケーション能力」が欠かせません。
向上心を持つ
爽やかな若い力に期待しています
   社員研修の担当者として新入社員と接する中で、「協調性はあるけれど、自主性は今ひとつ。情報のキャッチ力は素晴らしいのに、それを活用できる人とそうでない人の差が大きい」と感じることがあります。もちろん、みんな目の前の仕事をそつなくこなしてくれますし、こうなりたいという漠然とした思いはあるようですが、そこに不安が見え隠れしているのも、また事実。残念ながら、目標やビジョンがあると言い切れない人もいるようです。
   一方、星野さんに対しては、「元気溌剌としたがんばりやさん」という印象を持ちました。それだけに、入社から2年ほど経った頃、社内でたまたま顔を合わせた時に「大変なんです…」という言葉を聞いて、とても気になったことを覚えています。けれども、それと同じように記憶しているのは、数日後に彼女へメールを送ったところ、仕事の壁を自ら乗り越えていたこと。新しい職務に就いたこれからも、彼女なら自分の力でさまざまな問題を解決し、成長してくれるものと思います。
   我が社は男性社員の比率が高いのですが、近年は女性の管理職も増えてきました。目標を持って向上心を忘れずに努力すれば、女性が活躍できる場は広がっていくことでしょう。ただし、そのためにはコミュニケーション能力が欠かせません。まずは「人」。一人では何もできないからです。学生の皆さんには、ぜひ、大学時代にその力を磨いておいて欲しいと思います。また、我が社にとっては「爽やかさ」も大切な要素の1つ。フレッシュな若い力に期待しています。
今回の登場企業

●社名:コカ・コーラウエスト株式会社
●発足:平成21年1月1日
(設立:昭和35年12月20日)
※コカ・コーラウエストホールディングス(株)、コカ・コーラウエストジャパン(株)、近畿コカ・コーラボトリング(株)、三笠コカ・コーラボトリング(株)が合併

●資本金:152億3,100万円
●従業員数:8,301名(連結)、3,147名(単体)
※平成21年1月1日現在
●平成21年度新卒者採用実績:55名
●主な事業内容:コカ・コーラなど清涼飲料水の製造、販売

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