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幼稚園のトピックス

年長組の子どもたちが初めての「味噌作り」に挑戦!
食べ物への関心を深めて
 幼稚園では、今年初めての試みとして、年長の子どもたちが「味噌作り」を体験しました。普段何気なく口にしている食べ物を実際に作ることで、食べ物への関心を深め、家庭ではなかなかできない事を園でしっかり体験してもらおうという思いから計画しました。
 この日は各クラス数名のお母様方にもお手伝いを呼びかけ、子どもたちと一緒に参加していただきました。「味噌汁はいつも作っているけれど、味噌って一体どうやって作るんだろう?」参加されたお母様も興味津々。エプロンを身につけ、手順の説明を聞きながら皆で協力して作業を開始しました。

味噌の香りに大はしゃぎ
 初めは部屋中に広がるこうじの香りに、「こんなにおい初めて!」「くさーい」と言っていた子どもたちでしたが、実際に手に触れ、混ぜ合わせていくうちに「味噌のいいにおいがする!!」と大はしゃぎ。何度も何度も大豆とこうじをまぜ合わせて、今度は足を使いタライの中でぎゅっぎゅっと力いっぱい踏みしめながら時間をかけて作っていきました。
 その後の丸める作業はお手のもの。丸めた味噌を次々とカメの中に入れ、表面をしめらせた和紙をピッチリとかぶせたらやっと味噌の仕込みが終了です。カメの中で3〜4カ月寝かせて、味噌の出来上がりを待ちます。
 友達と交代をしたり、順番を待ったり、根気強く作業をしたりなど、この味噌作りをとおしてたくさんの事を学び、充実した経験となりました。
 年長組はこの他にもバケツで、みんながそれぞれ稲を育てています。ちょうどその稲を収穫する頃にはおいしい味噌が出来上がります。自分たちで作ったぴかぴかの新米とあったかいお味噌汁を前にして、子どもたちの笑顔があふれる事でしょう。
味噌を丸める園児の写真
足を使って味噌作りをする園児の写真
SNAP×SNAP
SNAP×SNAP

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