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大学・短大部トピックス
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高校への「出前講義」、好評実施中です
講義を受ける高校生
大学の講義内容を高校生が体感!

 本学では、高等学校と大学の教育的連携、いわゆる高大連携の取り組みの一つとして、本学の教員が高等学校へ出向いて講義を行う出前講義を行っています。講義の内容は、「日本語・文化・文学」「外国語」「異文化」「教育・こども」「福祉」「社会」「科学・環境」「心理」「哲学」など多岐に渡り、現在、大学でどのような講義が行われているかを知っていただく良い機会になればと考えています。
 その流れを受け、3月15日、福岡県立久留米高等学校において、本学短期大学部幼児教育科・西村陽子教授が、高校1〜2年生を対象に「教育学(保育)」についての出前講義を行いました。講義は「幼児画の発達に子どもの成長過程をみる」と題され、日常、子どもたちが生活の中で描いている様々な絵が紹介され、その一つひとつについて西村教授から分かりやすく説明が加えられました。子どもが描く絵の内容と成長の過程について受講した生徒たちは、西村教授の話に大変興味深く聞き入っていた様子でした。
出前講義いたします!


トライアスロン全国大会で3位入賞!
大会中バイクを漕ぐ山下さん
 トライアスロンはスイム、バイク、ランの三種目からなる競技です。私は幼い頃から水泳を習っており、大学でも水泳を続けたい気持ちと、新しいスポーツにも挑戦したいという気持ちから入部しました。
  トライアスロンの魅力は、自分自身に挑戦することができることです。いかに自分と向き合い、自分に負けないかということを、身をもって感じることができます。
  そんな私は昨年6月、長崎の五島で行われた「アイアンマン・ジャパン」に出場しました。スイム3.8キロ、バイク180.2キロ、ラン42.2キロを制限時間15時間で競います。3年生になり大学生活で大きなことを成し遂げたいという思いで参加を決め、レースまでの半年間、顧問の中村萬里先生や地元の練習仲間たちと毎週末に練習を行いました。その内容は、土曜日に30キロほど走り、日曜日に150キロほどバイクに乗るというものです。キツくて休みたいときもありましたが、一緒に練習する仲間のおかげで頑張ることができました。
  試合当日は、経験したことのないキツさから何度も泣きましたが、これまでの練習を思い出し、立ち止まることなく、14時間12分でゴールを切ることができました。しかも、18歳〜24歳女性のクラスで3位入賞。とても達成感がありました。今後は、トライアスロンで学んだ多くのことを生きる糧として残りの学生生活を送り、社会人になっても挑戦の気持ちを忘れずがんばっていきたいと思っています。

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就職の筑女 第10回
本学卒業生をご採用いただいている企業の方からお話を伺ってきたこのコーナーがリニューアル。今回からは、現在活躍中の本学O.Gにも登場していただき、現在の仕事ぶりや夢などを、上司の方のお話と併せてお届けします。

セールスコンサルタント 石橋知佳さん「大学はどこ?」「筑女です」というやりとりから会話が弾むことも!

たくさんのお客様との出会いで広がった世界

 今回登場いただいた石橋さんは4年前の卒業時、本誌特集「就職の筑女」(No・53)で、自らの就活体験を熱く語ってくださいました。そんな彼女も今やトヨタカローラ博多が誇る「レクサス福岡東」の主要スタッフ。あのころのフレッシュな笑顔はそのままに、充実した日々を送っています。
「レクサス店は来店型の営業なので、お見えになったお客さまへの説明から私の仕事が始まります。その後、試乗していただき、商談や訪問を重ねるのですが、個性の強いお客さまも多く、勉強になることばかり。たくさんの出会いに恵まれて自分の世界が広がり、働くことの楽しさを感じています」(石橋さん/以下同)

筑女で学んだ「感謝」の意味が分かるように

 そんな彼女にとって最も嬉しい瞬間は、「お客さまから『ありがとう』と言われた時」とのこと。
「1〜2年おつき合いして、ようやく心を開いていただけるお客さまも少なくありません。それだけに、本音でお話しできるようになると嬉しくて。今では『知佳ちゃん』と呼んでくださる方もいらっしゃいます。実は、『大学はどこ?』『筑女です』というやり取りから会話が弾むこともあるんですよ。社会に出て改めて、筑女に対して良いイメージを持ってくださっている方が多いことを知りました」。そして、「筑女で学んだ『感謝』の意味がようやく分かるようになった」とも。
「正直言えば、辞めようと悩んだこともあります。でも、上司のおかげで乗り越えてきました。そういう意味で、私を認めてくれる上司の存在は、私にとって大きな励みになっています」
 そう言って瞳を輝かせる石橋さんに、これからの目標を尋ねると、「主任になること!」と元気な答えが。お客様との話題に上ったお店などには極力出かけ、些細なことにもお礼状を欠かさない彼女なら、その日はきっと近いはず。「自分を成長させるために志願した」というこの店舗で、さらに大きくしなやかに飛躍することでしょう

清水孝基さん上司の方に伺いました 筑女生はがんばり屋さんが多い だから毎年期待しています


就活時にはもっと積極的にアピールしてほしいですね

 石橋さんと最初に会ったのは、筑女で就職に関する講演を行った時のことでした。「目立たないと損だよ。一番前に座って、積極的に質問しなさい」という私の話へ熱心に耳を傾け、その後、恥ずかしそうに手を挙げていた姿を、今も鮮明に思い出します。
 人から教えられたことをすぐに実践するその素直さとがんばりは、今も変わりません。また、こだわりを持ちながらも、背伸びをせず、細やかな心配りができることも、彼女が高い評価を受ける理由でしょう。「石橋さんがいるから行く」というお客様が何人もいらっしゃるほど、彼女は当社にとってかけがえのない戦力になっています。レクサス福岡東を出店した3年前、配属希望者の公募に同期でただ一人、彼女が手を挙げた時は、みんな驚きましたが、意欲を買っての決断に間違いはありませんでした。
 もちろん、他の筑女出身者もみんながんばってくれています。今年も採用試験で何人もの筑女生とお会いすることでしょう。そんな時、ひとつだけ心がけて欲しいのは、「ここだ!」という時にちゃんとアピールをすること。筑女生は目立とうとせず、一歩下がるタイプが多いように感じるのですが、それでは熱意が伝わりにくいと思いますね。
 今、企業社会においても女性の存在はこれまでになく大きくなっており、活躍の場も、どんどん増えています。事実、当社でも売上No.1は毎年女性。今後も女性ならではの力を発揮してくれる筑女生に出会えることを楽しみにしています。

今回の登場企業
● 社名:トヨタカローラ博多株式会社
● 資本金:5,000万円
● 従業員数:448名(平成20年4月現在)
● 設立:昭和41年10月
● 売上高:170億円(2007年3月期)
● 平成20年度新卒者採用実績:28名(男性23名・女性5名)
● 事業内容/トヨタ製自動車販売等

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