 

今回登場いただいた石橋さんは4年前の卒業時、本誌特集「就職の筑女」(No・53)で、自らの就活体験を熱く語ってくださいました。そんな彼女も今やトヨタカローラ博多が誇る「レクサス福岡東」の主要スタッフ。あのころのフレッシュな笑顔はそのままに、充実した日々を送っています。
「レクサス店は来店型の営業なので、お見えになったお客さまへの説明から私の仕事が始まります。その後、試乗していただき、商談や訪問を重ねるのですが、個性の強いお客さまも多く、勉強になることばかり。たくさんの出会いに恵まれて自分の世界が広がり、働くことの楽しさを感じています」(石橋さん/以下同)

そんな彼女にとって最も嬉しい瞬間は、「お客さまから『ありがとう』と言われた時」とのこと。
「1〜2年おつき合いして、ようやく心を開いていただけるお客さまも少なくありません。それだけに、本音でお話しできるようになると嬉しくて。今では『知佳ちゃん』と呼んでくださる方もいらっしゃいます。実は、『大学はどこ?』『筑女です』というやり取りから会話が弾むこともあるんですよ。社会に出て改めて、筑女に対して良いイメージを持ってくださっている方が多いことを知りました」。そして、「筑女で学んだ『感謝』の意味がようやく分かるようになった」とも。
「正直言えば、辞めようと悩んだこともあります。でも、上司のおかげで乗り越えてきました。そういう意味で、私を認めてくれる上司の存在は、私にとって大きな励みになっています」
そう言って瞳を輝かせる石橋さんに、これからの目標を尋ねると、「主任になること!」と元気な答えが。お客様との話題に上ったお店などには極力出かけ、些細なことにもお礼状を欠かさない彼女なら、その日はきっと近いはず。「自分を成長させるために志願した」というこの店舗で、さらに大きくしなやかに飛躍することでしょう
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