Chikushi Jogakuen Online Report
 
学園報トップに戻る

大学・短期大学部トピックス
高等学校・中学校トピックス
幼稚園トピックス
法海
連載企画
ご意見・ご感想

筑女&九博

ゼミでの博物館見学のようす。キャンパス・メンバーズ会員特典により、学生証の提示で常設展示の観覧が無料となりました。 九州初公開世界遺産本願寺の美を一堂に
 2007年(平成19)年9月22日(土)から11月18日(日)まで、九州国立博物館で「本願寺展-親鸞と仏教伝来の道」が開催されます。本願寺(西本願寺)は、浄土真宗本願寺派の本山として信仰の依り所であるとともに、親鸞聖人の教えを内外に広め伝えてきました。本展は、2011(平成23)年に迎える親鸞聖人の750回大遠忌をひかえての記念事業の一環として開催され、本願寺ゆかりの文化遺産を九州の地で広く紹介できる初めての機会となります。学園は創立100周年記念事業として本展を主催し、浄土真宗本願寺派・九州国立博物館・西日本新聞社とともに、本展の企画立案そして開催に参画してまいりました。
 130点を超える出陳品(国宝4点、重要文化財24点)には、親鸞聖人の肖像画(重要文化財・熊皮御影)や絵伝、浄土真宗の教えを記した典籍類のみならず、雅やかな宮廷文化の世界を伝える国宝本願寺本三十六人家集や書院の壮麗な「障壁画(ふすま絵)」など当時一級の美術的価値を有するものが含まれています。展覧会期間中、一部展示替えがありますので、お誘い合わせの上何度でもご来館ください。


会期中の作品展示について

国宝:本願寺本三十六人家集 国宝:本願寺本三十六人家集

平安時代までの有名な歌人三十六人の和歌を集めた冊子。美しく飾られた紙と、流れるような書の組み合わせが見どころ。様々な装飾方法を工夫した紙は、日本の料紙装飾の最高傑作。文学・美術・工芸における平安朝貴族の枠を結集したものです。
国宝:白書院三の間襖絵 国宝:白書院三の間襖絵

本願寺にある賓客(ひんきゃく)を迎えるための接客施設である白書院は、金碧(金箔張りの上に華麗な色つきの絵を描く)の障壁画で飾られている。この書院に置かれ、渡辺了慶一派の筆による江戸時代初期を代表する豪壮な大画面絵画を、ぜひ間近でご覧下さい。



Copyright 2002 Chikushi Jogakuen