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今春の進路状況報告
国公立大学入試で、現役合格者が大幅に増加
 今春の国公立大学の入学試験は、センター試験の難化、平均点のダウンで始まりました。本校は300名(現役生)が受験し、受験者数が多い国語(292名)で10.8点、数学IA(238名)6.4点、英語筆記(300名)5.9点、それぞれ全国平均(100点満点に換算)を上回りました。こうしたなかで、今年は過去5年間で最も多い114名が国立大学に合格し、公立大学の29名を合わせると、昨年より19名多い143名が国公立大学の合格を果たしました。
今年の特徴のひとつは現役合格者の増加です。過去5年間の国公立大学の現役合格者数と国公立大学合格者に占める現役生の割合は、平成14年度99名・70.7%、15年度90名・67.2%、16年度105名・78.4%、17年度78名・62.9%で、今年は113名・79.0%でした。こうした現役合格者には、東京大学文科II類、京都大学法学部・農学部、一橋大学法学部、九州大学医学部医学科などの難関大学学部も含まれています。

国立大学医学部医学科に9名合格
 人気の高い国立大学医学部医学科でも、現役生は九州大学4名、佐賀大学1名、熊本大学1名が合格しました。これに過年度生の佐賀大学1名、長崎大学1名、高知大学1名を加えると国立大学医学部医学科の合格者数は9名になります。また、私立大学でも産業医科大学や福岡大学など、医学部医学科に7名合格しました。さらに、昨年に続き医歯薬看護系の大学学部への合格者が増加し、平成15年度125名、16年度137名、17年度143名、そして今年は158名となりました。
私立大への進学は地元回帰の兆候?
 毎年卒業生の数が異なりますので、単純に比較はできませんが、私立大学にはのべ894名(昨年926名)が合格しました。最近増加傾向にあった関東所在の大学では早稲田大学・慶應義塾大学・中央大学などに、のべ151名(昨年175名)、関西でも関西大学・同志社大学・立命館大学などに、のべ110名(昨年121名)が合格しました。地元大学でも西南学院大学135名(昨年158名)、福岡大学238名(昨年248名)で合計33名の減少となりましたが、筑紫女学園大学76名(昨年69名)や中村学園大学36名(昨年20名)では増加しました。福岡県内所在の私立大学の合格者数は570名(昨年567名)で、私立大学全合格者に占める割合は63.8%(昨年61.4%)と微増しています。
また、専門学校の合格者は41名(昨年43名)ですが、その過半数の21名(昨年22名)が看護・医療系専門学校で、昨年とほぼ同じ状況でした。就職は北九州市初級女性消防士、福岡市営地下鉄、一般企業の4名でした。

■進路(合格)状況(平成19年4月30日現在)

国立大学
神戸市立看護大 1
長崎国際大 6
奈良大 2
九州大 27
公立大学合計 29
熊本保健科学大 6
京都薬科大 2
福岡教育大 19
国公立大学合計 143
龍谷大 6
杏林大 2
佐賀大 13
準大学(文科省外) 3
明治大 6
実践女子大 2
広島大 7
私立大学
明治学院大 5
上智大 2
長崎大 6
筑紫女学園大 76
広島国際大 5
成蹊大 2
熊本大 6
福岡大 238
近畿大 5
恵泉女学園大 2
鹿児島大 6
西南学院大 135
学習院大 5
専修大 2

宮崎大

5
中村学園大 36
北里大 5
日本体育大 2
山口大 5
立命館大 18
日本大 5
武蔵野大 2
京都大 3
久留米大 17
法政大 5
武蔵野美術大 2
九州工業大 2
同志社大 13
神戸薬科大 4
川崎医療福祉大 1
徳島大 2
九州産業大 13
武庫川女子大 4
大阪薬科大 1
高知大 2
早稲田大 13
大阪芸術大 4
京都外国語大 1
大分大 1
関西大 12
同志社女子大 4
藤田保健衛生大 1
香川大 1
第一薬科大 12
青山学院大 4
國学院大 1
京都工芸繊維大 1
京都女子大 12
東京農業大 4
東京女子医科大 1
信州大 1
中央大 11
日本女子大 4
東京薬科大 1
横浜国立大 1
立教大 9
酪農学園大 4
その他私大 42
東京大 1
日赤九州国際看護大 8
九州看護福祉大 3
私立大学合計 894
東京海洋大 1
立命館アジア大平洋大 8
九州共立大 3
国公立短期大学
一橋大 1
関西外国語大 8
岡山理科大 3
国公立大短期大学合計 2
千葉大 1
東京理科大 8
広島修道大 3
私立短期大学(部)
埼玉大 1
産業医科大 7
麻布大 3
筑紫女学園大短大部 15
北海道教育大 1
西南女学院大 7
慶応義塾大 3
青山学院女子短大 2
国立大学合計 114
福岡女学院大 7
東京造形大 3
その他 8
公立大学
聖マリア学院大 7
九州女子大 2
私立短期大学(部)合計 25
福岡女子大 14
関西学院大 7
九州栄養福祉大 2
外国学校各種合計 7
北九州市立大 12
津田塾大 7
活水女子大 2
専修・専門学校合計 41
九州歯科大 1
帝京大 7
崇城大 2
就職(一般職) 4
福岡県立大 1
東京女子大 7
熊本学園大 2
 
 

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がんばる!クラブ
新鮮な愉しさに全員夢中!目指せ!全国大会!!
 「百人一首」という言葉から多くの人が連想するのは“和服”“箏の音”“雅な世界”…といったものではないでしょうか。ところが練習場となっているセミナーハウスに集まったのは、髪を束ねたジャージ姿の面々。ルールに則って札を並べ、静まりかえった暗記時間が13分を過ぎると、ようすが一変し「パシッ!」「パンパン!」と柔道場さながらの畳を打つ音が室内に響きます。
 その動作を不思議に思って尋ねると「素振りなんですよ」という答え。札を跳ねる(取る)瞬間をイメージしながら札の位置を覚えているのです。その後は読手の声に続いて札を取り合う競技形式で練習が進み、凛とした空気が満ちる室内に熱気も加わりました。
 百人一首部では、こうした練習や学外での試合によって腕を磨くほか、日頃から腹筋運動も欠かさないとのこと。「私たちにとって百人一首はゲーム感覚。百分の一秒を競って札を跳ねた時の達成感やスカッとした気分が魅力です。それを味わうためには、練習しかありません。大きな大会の前には九州大学や九州かるた協会の方々から指導を受けたりもします。それに体を結構使うので、腹筋を鍛えているんです」と語るのは部長の上林さん。目標は、全国大会・団体優勝です!


副顧問/吉野 歓先生 生徒たちの集中力と熱意にいつも驚かされています
副顧問/吉野 歓先生

百人一首の魅力は、文学の味わいとスポーツ的な一面が融合されていることだと思います。また、競技で培われる集中力は学習にも役立ち、作法は人間的成長につながっているようです。事実、生徒たちが熱中して百人一首に取り組む姿には感嘆するばかりですね。
部員構成:3年生4名・2年生10名(平成19年4月現在)
大会実績:2006年第38回西日本新聞社杯小倉百人一首団体対抗かるた選手権D級優勝・太宰府かるた大会学生団体戦3位(毎年入賞)他

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目標は「全国高校文芸コンクール」最優秀賞!ただいま文芸部誌『いさらゐ』制作中です
昨年の全国コンクール表彰式会場にて。かけつけてくれたおばあちゃんと一緒に。

 先生から文芸部に誘われていなかったら、私は今、ここにはいないでしょう。高校生になった私は先生の言葉に導かれるように文芸部に入っていました。だから前部長の大谷先輩のように「文芸部に入るために筑女に入った」なんて言えません。それでも、今の私があるのは先生のお陰かと思うと、不思議なご縁を感じます。
 入部して、私はものの見方が随分と変わったように思います。本を読む時は、ストーリーだけでなく、その文章の成り立ちをよく見るようになりました。こういった表現があるのか、こういう考え方もあるのか、といった発見は、今までになかった本の楽しみ方です。道を歩く時は周りの景色を見て歌を詠んだり、俳句を作ったりしています。山口や長崎に研修として文芸散歩に行った時も部員たちと歩きながらこの情景をなんと詠もう、という話で盛り上がりました。そういった思いが創作意欲に繋がっているのかもしれません。
 作品の創作は、楽しさと苦しさの紙一重です。“書きたいこと”と“書けること”とは違います。うまく言葉にできず、どれだけの部員が悩んでいることでしょう。そこでも必要になるのは、やはり仲間だと思います。短歌会、俳句会を開いて作品の向上を図り、詩の合評会では紙に意見を書いて批評し合います。小説は音読した後、この内容は分かりにくい、などと意見が活発に出る合評会を行っています。「部員は最大の友でありライバルでもある」とは、なるほど言い得ていますね。本人は秀作のつもりでも、読者に伝わらない作品は単なる独り善がりです。それに気付かせてくれるのが先生方であり、部員たちなのです。
 年間の活動の集大成となる文芸部誌『いさらゐ』は、全国コンクールに向けて制作中です。最終的な目標としては、やはり全国高校文芸コンクールでの最優秀賞です。今までこのコンクールで多くの賞をいただきました。これらの先輩方の活躍に負けぬ気持ちで部員一同、力を合わせて臨みたいと思います。


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the record of our clubs ■高等学校
陸上部
[第25回全国都道府県対抗女子駅伝]
1月14日・京都府
9位 福岡県 2区 田中 華絵
    7区 松村 雪絵
[第18回北九州選抜女子駅伝]
1月21日・福岡県
2位 永倉ゆか・田中華絵・深堀未央
松村雪絵・金子千夏・中村紀子
区間賞 5区 金子 千夏
  6区 中村 紀子
[第41回千葉国際クロスカントリー]
2月11日・千葉県
4位   田中 華絵
[第14回阿久根市長旗九州選抜駅伝]
3月11日・鹿児島県
優勝 深堀 未央・金子 千夏・永倉 ゆか
松村 雪絵・田中 華絵
区間賞 4区 松村 雪絵
  5区 田中 華絵
テニス部
[第29回 全国選抜高校テニス大会]
3月21日〜27日・福岡県
団体戦 2回戦  
個人戦 1回戦 溝口 聖子
ハンドボール部
[西日本私立高等学校女子ハンドボール競技大会]
3月10日〜11日・熊本県
本校 15−34 熊本国府
本校 16−19 西南学院
本校 2−11 長崎純心
本校 19−12 中村女子
囲碁同好会
[第1回 全国高等学校囲碁選抜大会]
3月25日・大阪府
女子個人戦 第4位 村川 友里恵

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