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大学・短大部トピックス
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全学生へのサポートを前提に新体制・新企画で取り組む学友会
6月26日に行われた総会も無事終了。ここでは新体制となった学友会の今後の活動や新たな試みなどを報告します。

新体制となって行われた学友会総会の様子。

学友会副会長 大隅 世里香/大学 人間福祉学科3年

 今回の学友会総会を開催するにあたっては、役員の大幅な入れ替わりもあり、とても慌ただしく準備したように思います。私自身、学友会執行部役員としてまだ日が浅く、仕事内容を把握しきれていない点も多々ありますが、無事に学友会総会を開催することができたことを嬉しく思います。
 総会では、組織の説明、役員の紹介、2005年度の活動報告および決算、また2006年度の活動予定および予算について説明させていただきました。
 今までは、学友会の役員だけで活動していましたが、今年度特別に筑紫祭実行委員会の委員長・副委員長・会計局長が加わり、また新たにサークルの文化部長・体育部長が加わりました。学友会は、全学生がよりよい学生生活を送ることができるようにサポートすることを前提に活動しています。今回組織を再編することで、学友会とサークルとの繋がりが広がり、学生の意見や要望を今まで以上に聞くことが可能だと考えます。
 しかし、学友会の活動内容や学友会自体を知らないという学生を多く見うけるのが現状ですので、もっと学生全体に学友会についての理解を深めてもらうために、また学生が充実した学校生活を送ることができるよう私たち学友会執行部は一生懸命頑張っていきます。
 学友会では、様々な行事を予定しています。その一つとして学友会主催の音楽祭や講演会などの企画・運営を検討中です。また今年から学友会にしてほしいことなどの要望・意見を気軽にいえるような目安箱を設置するとともに学友会新聞を発行する予定です。
 学生の皆さん、新しくなった学友会に期待してください。どうぞよろしくお願いします!


小さい頃から自然と英語に親しみ、今、国際行事に通訳として参加しています
持てる英語力を存分に使って仕事に励む井上さん。
  3歳の時に経験したことが、全ての始まりでした。父に連れられ、初めて飯塚国際車椅子テニス大会のウェルカムパーティーに出席し、オランダから来ていた選手の方と友達になりました。英語が話せたわけではありませんでしたが、彼女のひざの上に乗ったり、楽しそうに笑顔で大会会場を動き回る私の姿が今でもホームビデオに残っています。
 その後、小学校に上がる頃から、自然と英語を身につけることを意識して生活していたように思います。ファジーの国際学会を始め、友情ネットワーク、アジア太平洋子ども会議などの国際行事に積極的に参加してきました。以前は興味あることだけで行事に参加していましたが、筑紫女学園に入学して念願の留学を経験したことで真剣に通訳を意識するようになりました。
 今大会では、事務局専属だったため通訳だけでなく、日程の修正から会場作り、海外からの来客対応まで幅広い活動をしました。「持っている英語力を全て使って、臨機応変に対応する事」を心がけて仕事に臨みました。
 私が英語を話す時に心がけているのは「相手の心をつかんで話す」という事です。どんなに忙しい時でも、相手が何を求めているのか、どういう対応を望んでいるのかに気を配って、言葉ではなく心を繋げる人になりたいと考えています。


あこがれの中国留学を経て次の目標は中国で働くことです
留学生の仲間と記念撮影(前列右から3人目が永田さん)。
  2005年2月20日、8年間分の留学への想いをトランクに詰め、私は中国・北京へと飛び立ちました。  中学生の頃から“海外で働きたい”、“留学したい”と強く思ってきました。大学生になり、2年次の授業で中国と、中国語に魅せられたこと、また、学生のうちに留学するには最後のチャンスだと思い留学を決断しました。
 留学してみると、中国人学生との交流はもちろん、世界何百ヵ国から様々な人々が集まる語言大学では、まるで自分が小世界にいるような、そんな気分にさせられました。
 留学を通じて、私が学んだ事は数え切れないほどあります。 特に留学中に先生や友達に言われ続けた言葉で“大切なのは、間違わないこと・失敗しないことではなく、『自分の言葉』で想いを伝えること・発信すること”そして、“知らないことや、ミスを恐れないこと”。これらの言葉は今後も自分を大きく成長させてくれる教訓だと感じています。
 私の現在の夢は、中国で働くことです。留学はすべての出発点となり、さらに努力と挑戦を重ね、後悔だけはしないよう、自分の足で一歩一歩前へ進んでいけたらと思っています。

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授業って面白い

「講義=勉強=難しい」こんなイメージを持つ方も多いことでしょう。でも、あちこちの教室から聞こえてくるのは、笑い声や「え〜ッ!」と驚く学生たちの声。このコーナーでは、そんな「ウワサの講義」に潜入。活気あふれる授業の模様をお伝えします。

手づくりおもちゃのワクワクを体感!子どもの興味を引き出すポイントは?

 色紙、ハサミ、のり、輪ゴム…。今日の工作室にはいろいろなモノが並んでいます。それらを使い「つくって遊ぶ」のが今回のテーマ。教材の果たす役目と教材作りにおける視点を確認することから、この授業は始まりました。「公園で見つけた松ぼっくりは、子どもにとって宝物。『これで何かできないかな』と素材から発想し、活動の目標や狙いを決めて教材化するのも1つの方法よ」と先生。松ぼっくりと紙コップでできたケン玉が登場すると、「わぁ〜!」と歓声が上がります。その後も先輩たちの作品が紹介されるたびに、学生たちは子どものような目で見つめていました。
 実はそのワクワク感を味わうことこそが、この授業の狙い。つくって遊ぶ楽しさを子どもたちに伝えるため、まずは学生自身が園児の気持ちになろうというワケです。保育現場での豊かな経験を踏まえて説明される子どもが喜ぶポイントに、一同大いに納得の様子。そして後半は、いよいよおもちゃづくりに挑戦です。授業の最後に学生の話を聞くと「どうしたら子どもたちが興味を持ってくれるだろうか、と考えました」。この授業を踏えて2週間後に持ち寄ることになっている教材のアイディアには、きっと様々な工夫が盛り込まれていることでしょう。

■CLASS DATA■
  受講者数:59名
開講日時:水曜日4限(14:50〜16:20)
 
授業の狙い:乳・幼児期の造形活動の中で培われている表現の分野を理解し、その表現力を豊かに育てるにあたっての環境・動機づけ・援助・教材等を探求。教育(保育)の現場で応用できるよう学んでいく。
講義内容:子どもの表現の世界を幼児画の発達と特徴から、実践の現場を幼稚園教育要領の5領域(表現)の狙いからそれぞれ探求した上で、教材研究とその指導案を作成。
先生よりひとこと 担当:本学短期大学部幼児教育科教授 西村陽子先生
(短期大学部附属幼稚園長兼務)
子どもの「今」を見逃さず豊かな表現力を育む先生へ
幼稚園教諭・保育士にとって一番大切なのは、子どもの「今」を見逃さないこと。子どもを理解し、伸びたり考えたりしている瞬間にちゃんと寄り添うことのできる先生になって欲しいと願っています。そのためには、広く豊かな技量を持っていなければなりません。自己満足も困ります。絵を描けない子どもの増加に象徴されるように、最近は表現が潰されがちな世の中だけに、本学の学生が子どもの表現力を伸ばせる先生に育ってくれることを期待しています。

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就職の筑女
本学の学生をご採用いただいている企業から伺った、採用へのお考えや職場の状況を紹介していくこのコーナー。
今回は地域NO.1の銀行として社会貢献を期す、福岡銀行の人事担当者にご登場いただきました。

より上質の金融サービスで地域貢献を目指しています

 長く続いた金融不安も解消し、各金融機関ともに更なるサービス向上に努力を重ねる時代になりました。
 こういった環境のなか、質の高い金融サービスを提供し、当行はお客様の「期待を超える銀行」を目指しています。ふるさと九州・福岡という地域社会との共存共栄を目指しているのです。
 それを、実現する鍵は「人財」が握っていると考えています。当行では、「ひとのふくぎん」を目指し、様々な方法で人財育成に力を注いでいます。来年、日本でも有数の研修施設となる人財開発センターが完成予定ですが、これも当行の姿勢のひとつです。
 温かなコミュニケーションと、正確迅速な事務処理、お客様のニーズにあった的確なアドバイス・対応が当行窓口の基本です。接遇マナーはもちろんのこと、多種多様な研修訓練を繰り返し受けることで、着実なスキルアップが可能です。
 銀行志望の方には、ぜひ素敵な「ふくぎんの顔」を目指して欲しいと思っています。


筑女生の印象は「豊かな人間性」と「礼儀正しさ」

 さらに、人財に関する施策として雇用形態も見直しました。これまでは多くの銀行と同様、派遣社員で対応していた業務もありましたが、今年度からは、直接雇用制度を取り入れました。一人ひとりが銀行の顔としてプライドを持ち、密度の濃いサービスを提供することで、利用者の方々に安心をお届けしたいのです。
そのような中、長きにわたって新卒採用させていただいてきた筑紫女学園からも、今年は10名が入社しました。バランスがとれた豊かな人間性を高く評価するとともに、きちんと礼儀が身についた彼女たちから学校の方針が見えるような気がしています。入社試験の面接時も、筑紫女学園の学生さんは、すぐに分かりますよ。

女性ならではの繊細な気配りと感性に期待しています

 公共性と社会性が高く、ましてやお金を扱う銀行には厳しい目が向けられます。加えて当行は、地域ナンバーワンだからこそできることがある一方、大きな責務も担っています。それだけに、仕事の大変さを働き甲斐に変え、自己実現と社会貢献に向かって努力できることが何より大事。特に女性は繊細な気配りと感性を、資産運用コンサルティングや企画などに活かして欲しいと思っています。
当行への入社を希望される学生さんは、ぜひ仕事や夢への思いを自分の言葉で語ってください。自分の成長と地域貢献の喜びを感じたいという意欲のある人を待っています。


今回の登場企業
●社名:福岡銀行
●設立:昭和20年3月31日
●資本金:703億円
●発行済株式総数:686,534千株
●連結自己資本比率(国内基準):9.65%
●営業店舗数:167
●従業員数:3,031 名
●新卒者採用実績:235名(06年4月)
※データは平成18年3月31日現在のものです

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