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「授業=勉強=難しい」こんなイメージを持つ方も多いことでしょう。でも、教室からは驚きの声や笑い声も聞かれます。そこでこのコーナーでは「ウワサの講義」に潜入し、その模様をお伝えします。 |
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昨年10月30日午後1時、学園祭の活気にあふれるキャンパスでは、スクヮーヴァティーホールに向かう人が増えてきました。間もなく教職生が演じる劇の幕開けです。 この劇の発表は、教職課程履修生の実践教育の一つとして昨年度からスタートしたもので、他者との出会いや葛藤を避けて通ることのできない教師という仕事に就く備えとして、1つの劇を創り上げる過程の中でコミュニケーションや人間関係づくりを学ぶための取り組みです。今回は日本語・日本文学科、英語学科、人間福祉学科、アジア文化学科の4学科がそれぞれに、個性的な劇を披露してくれました。 開演間近のロビーには円陣ができ、大きな掛け声が上がります。その誰もが弾けるような笑顔でいる様子から、既に何かを得ている充実感が感じられ、高揚した雰囲気の中で観客の期待も高まります。そして、司会の学生から劇を行う目的が説明された後、いよいよ幕が上がりました。 トップを飾ったアジア文化学科のメンバーは、「中国のロミオとジュリエット」と言われている有名な物語「梁山泊与祝英台」を自分たちで翻訳し、オリジナルの台本を制作。暗転したステージを走り、次のシーンのセットを用意する物音からも真剣さが伝わります。そして、次は英語学科が、映画「フォーチュンクッキー」をベースに、理解し合えない母と娘が、あるアクシデントを経て互いへの思いを新たにするまでを熱演。手拍子や笑いが客席に広がりました。 |
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![]() これまでの太宰府キャンパスの建物は中央にある道路によって、南側の1〜4号館と北側の5〜8号館とに分けられていましたが、今回この道路の上に連絡橋を架けたことで、キャンパス内の全ての建物が繋がれ、学生や教職員の移動の利便性が飛躍的に向上しました。 |
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本学の就職対策室には求人情報とともに、生き生きとした卒業生の仕事ぶりも聞こえてきます。そこで今回は本学の学生をご採用いただいている企業を訪ね、採用へのお考えや女性に期待される仕事についてお話を伺いました。 |
![]() (株)デンソーが開発した世界最先端の自動車部品・用品を九州のお客様に提供し、喜んでいただく会社、それが(株)デンソー九州です。エリアに密着した事業戦略を展開するため、2004年4月に(株)デンソー福岡支店と(株)デンソーサービス福岡を統合して誕生しました。 我が社には仕事に男女差がありません。アシスタントという発想自体がないのです。こうした考えに基づき、今年は営業として4名の女性を採用しました。当然、戦力として期待していますし、可能性は無限大だと思います。彼女たちの中から将来は役員が生まれることだってあるでしょう。 筑女の卒業生には、我が社が経営するケータイショップで陣頭指揮をとっている人や、さらに新しい人事制度を作っている人、役員にプレゼンテーションをしている人もいます。どの仕事も少なからずプレッシャーはあるものの、我が社にはさまざまなチャンスがあるのです。 |
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私は、筑紫女学園大学発達臨床心理学科4年の中西朋美です。現代は知りたい情報は簡単に入手でき、自分の身をもって体感する機会が減っているように思います。私はこの4年間そこにこだわり、興味のあることに対し体験を重ねてきました。大学最後の夏休みに何か思い出に残ることをしたいと思い、「地球の歩き方」が主催している「カンボジア/スナーダイクマエ孤児院ボランティアツアー」に参加しました。これまでも難民や孤児について考えることはありましたが、必死に物乞いをしてくる幼い少年を目の前にして、言葉には表せない気持ちでいっぱいになりました。「戦後60年、一度も戦争をしていない日本はすごい」とガイドの方も話されていましたが、戦争を知らずに育った私たちには想像もつかない世界が沢山ありました。 カンボジアでは日本にはない豊かな心を感じることができました。その一つとして「モイモイ」という言葉がよく使われていて、これは日本語で「ゆっくり、ゆっくり」という意味で、勉強や仕事など社会に追われる日本人にとって最も大切な言葉であるように思いました。 孤児院の訪問にあたり、外部から人が入ってくるということは、そこで生活している人にとって迷惑であると考えていたので、育苗場の作業に参加させてもらう時間が子どもと触れ合う一番のチャンスだと思っていました。自分にできることはこれくらいしかないと思って草取りをしていたとき、「朋美さんはよく頑張りますね。あまり頑張ると疲れてしまいますよ」と気遣ってくれる子がいました。最後には手紙も書いてくれていて、丁寧な日本語に涙があふれてきました。なにより自分の思いを受け止められたようで、本当にうれしくなりました。 子どもたちとの関わりは3日というわずかな期間でしたが、ありのままの姿を私たちにみせてくれ、改めて私に子どもの持つ純粋さ・素晴らしさを感じさせてくれる体験となりました。 |
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![]() 私がライフル射撃を始めたのは高校1年の時でした。ライフル射撃と聞くと「危ない」というイメージを持つ方が多いかも知れませんが、ルールさえ守れば決して危険な競技ではないのです。 ライフル射撃には様々な種目がありますが、私が主に練習しているのはビームライフル射撃と呼ばれるものです。ビームライフルはその名のとおり銃からビーム(光線)が発射され10m先の電子標的をめがけて立って撃ちます。これは立射と呼ばれ、(女子は)45分間で40発撃ち、点数の高さで勝敗が決まります。 私の出身高校には県で唯一のライフル射撃部があり、学校の屋上には射撃場がありました。初めて部活の見学に行ったとき、先輩方が優しく教えて下さって自分も是非やってみたいという気持ちになりました。その翌日には早速入部届けを出しライフル射撃部の一員となっていました。 高校を卒業した今でも福岡県のライフル射撃協会に入会し、練習しています。会員には出身高校の生徒をはじめ、成人の方もたくさんいらっしゃいます。月に一度例会が行われ、記録を計りますがそれだけではなく、会員同士の交流を深めています。その時には監督や他の会員の方に色々と指導をして頂けます。そのご指導のおかげで私は熊本県で行われた九州大会で4位入賞、静岡県で行われた第58回国民体育大会と今年岡山県で行われた第60回国民体育大会に出場するなど素晴らしい経験をすることができました。国民体育大会では良い結果は残せませんでしたが、福岡県の代表として出場できたことを嬉しく思います。 射撃を初めて5年目になりますが射撃をしていてよかったと思うことは集中力がついたことです。また九州大会をはじめとする全国大会や国体などの大きな大会に出場できるチャンスがあるので、もっと頑張ろうという意欲がわいてきて、長く続けられる競技です。これからももっと練習を重ねよい結果が残せるよう頑張りたいと思います。そしてこれを機に皆さんがライフル射撃に関心を持っていただければ幸いです。 |
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