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園では、お昼前のひとときや帰り前のちょっとした時間を見つけて、毎日、絵本の読み聞かせを行っています。 絵本を取り出すと、子どもたちは大急ぎで先生の周りに集まり、目を輝かせながら体を乗り出してきます。そしてお話が始まると、主人公と一体になって本の世界を楽しみ、時には喜び、時には冒険し…と想像の世界でたくさんの体験をしていきます。 この時期、字が読める子もたくさんいますが、自分で読むよりも、親や先生など身近な大人の愛情のこもった「語り」こそが本への自然な入口になります。 読み手の言葉にのって、絵本の中に描かれた絵以上のものが、子どもたちの頭の中には見えてきます。読んでもらうから楽しいし、面白いのです。 絵本の時間はみんなでいっしょに、うれしさ、楽しさ、そして時には心に「ずん」とくる感動を共有でき、先生と子どもたちが向き合う大切な時間となっています。 子どもたちのお話に聞き入る、くいいるような眼差しや笑顔を楽しみに、絵本を選んでいる毎日です。 |
本園のホームページでは、普段、園で使っている絵本などを紹介しています。 |
Q. | 来春から、幼稚園の年少組に入園予定ですが、オムツがまだ取れていません。このままで大丈夫でしょうか? |
A. | 入園時、基本的にはオムツがはずれているのが望ましいのですが、そうでなくても、そのままお預かりしています。園では、登園初日からパンツをはかせ、各々の子どもに合わせた時間と声かけで、トイレに誘っています。そして多少の失敗はあるものの、ほんの数日でパンツに切り換え、トイレを教えてくれるようになります。それはこの時期、子どもの発達はちゃんとそこまで来ていて、きちんと対応していけばできることなのです。そして出来たときには、思いっきりほめています。 このように園では、どの子もすぐに切り換えがついていきます。入園を前に神経質になってもいけませんが、お子様の様子を見ながら、少しずつ自立に向かわせて下さい。おもらしも、ほんの一時期のことです。例えばパンツを購入する際、子どもに好きなものを選ばせ、パンツをはくことが楽しみになるようにして、オムツからパンツへ移行させるのも一つの方法です。 |