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高等学校 進路指導部長
花田 道彦 3年学年主任 松崎 秀典 |
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国公立大医学部 合格者はすべて現役生。 |
平成12年度の進路状況(4月10日現在)は、国公立大学152名(うち現役118名)、私立大学786名、短期大学55名(国公立を含む)、専門学校49名、就職3名となっています。(私立大学・短期大学・専門学校は延べ数)
国公立大学における主な特徴としては、文系と理系の合格者比率が1‥1になっていること、また関東から沖縄まで幅広く合格者を出していることが挙げられます。その中でも九州大学へは30名(現役21名、うちAO入試11名)が合格し、その現役合格者のうち2名は医学部であること、また、この2名を含めた国公立大学医学部への合格者8名がすべて現役であることは特筆すべき点であるといえます。 私立大学では、西南学院大学に204名が合格し、同大学における合格者数で本校がNo.1となりました。地区別にみると、福岡県内の大学への合格者(進学先)が圧倒的に多く(47.9%)、次に関東地区(10・6%)で早稲田・慶応などの東京六大学に55名が合格しています。 |
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ところで、最近の大学入試は「一般入試」のほかに「推薦入試」、「AO入試」(総合評価方式)などずいぶん多様化してきています。前述の九州大学では「二十一世紀プログラム」という学部を越えた選抜方式が始まり、また、本校でも国公立大学に「推薦」や「AO入試」で進学したものは20名を超えます。私立大学は87名で、あわせると100名以上となり、受験者はその数倍になります。 入試の形態が多様化しているのは、大学側の「定員確保」という事情もありますが、「一般入試」では見ることのできない学力を総合的に評価し、真に大学で学ぶにふさわしい人物を選抜したいという大学の強い願望の表れといえます。ある大学の法学部長は最近の学生は「暗記することを勉強と考え、その内容を理解しようとしない。」「自分の意見を自分の言葉で表現することができない。」と嘆いていました。特に「AO入試」が導入されたり、その中で「小論文」や「面接・討論」が課せられたりするようになった背景には、大学のそのような危機意識が反映されてのことであると思われます。例えば、法学部に来る学生は、少なくとも毎日の社会の動きに関心をもった人であって欲しい、それを自分の頭で考える積極性をもっていて欲しいと大学は願っているのです。このような生徒・学生の状況は、本校においても残念ながら例外とはいえません。しかし、それでも「小論文」や「面接・討論」が課せられる入試で、本校は多くの合格者を出しています。例えば、九州大学法学部の「AO入試」に本校から7名が合格したことは、同学部の「AO入試」の定員が40名であることを考えるとかなり健闘しているといえます。農学部・薬学部・歯学部などにも4名の合格者が出ており、こうした成果をあげることができたのは各教科、学年の先生方の熱心な指導や本校における「小論文」の指導体制がかなり整い、その指導が実を結んだ結果であるといえます。 「推薦入試」「AO入試」が増加しつつある状況に対応するためには、「何のために大学にいくのか。」「将来何になりたいのか。」など、なるべく早い時期に進路意識を明確にすることが大切であると思います。また、日頃から社会の動きに関心を持ち、自分の頭で考える積極性を身につける努力をしなければなりません。これは入試への対応ということだけでなく、本来私たち教師が取り組まねばならない課題としてとらえ、今後も生徒の指導にあたっていきたいと考えます。 |
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昨年度まで楽山荘(本学園研修施設‥福岡市早良区)で行われていた中学1年生の「1日研修」を、今年度は粕屋郡篠栗町にある「社会教育センター」で2泊3日の日程で行いました。
この研修は、新入生に本学園の中学生としてのあり方を身につけてほしいという願いから行うもので、@宗教教育、A学習指導、B生活指導の3点を中心に研修します。また、目標として次の4項目を挙げています。 |
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具体的には、勤行作法や聖歌指導、建学の精神を中心とした講話、校訓(自律・和平・感恩)を中心とした法話、中高一貫の中での中学生としての学習のあり方、学校生活・社会生活でのマナーや礼法指導、様々なレクレーション活動を実施します。 特に、本学園では公立中学校では味わうことのできない宗教教育があります。現代の世の中は、様々な残忍で凶悪な事件が次から次に起こっています。少年の犯罪もクローズアップされ、大きな社会問題となり、本当に「こころの豊かさ」が求められる時代といえるでしょう。この研修でも、法話などの時間を通じて、@自分さえよければそれでよいという自己中心性から、み教えをものさしとして自分を見つめていくことの大切さ=自律、A様々な縁によって支えられ、「生かされている」自分に気付くとともに、すべてのいのちを大切にしていく思いやりの心=和平、B自分を支えてくれている有形・無形の恩恵に感謝する=感恩、というこころを育てたいと思います。 学習面では、中高一貫の中での中学校1年生としての学習方法を中心に、自学自習の習慣を身につけるよう指導していきます。 生活面では、挨拶や掃除を気持ち良くできる、時間を守る、といった基本的なところから、人の話を聞く態度、社会生活の中でのルール・マナー、校則の意味などを学びます。 最後に、様々なレクレーション活動や寝食を供にすることで、友達の輪をさらに広げていってほしいと考えています。今後もこの研修が生徒にとって実り多いものとなるよう願っています。 |
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「金印の地に文化の花開き 今 21世紀始まる」の大会スローガンのもと、8月3日(金)〜7日(火)の日程で福岡県下の諸会場において、22部門で開催されます。 各部門の県大会を経て、本校からは次の6部門に県代表として出場します。 (小倉百人一首かるた部門・将棋部門は今後の県大会で代表が決定します) | |||||||||||||||||||||||
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![]() また、大会の運営に、文芸部門10名、日本音楽部門36名、放送部門約10名、美術部門6名、書道部門8名の本校生徒が携わる予定です。 半世紀に一度の地元開催です。皆さんの声援をどうぞよろしくお願いいたします。 |
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平成13年3月23日〜25日富山県氷見市 2回戦 本校 18−14 横浜日野 3回戦 本校 17−26 富山氷見 |
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平成13年3月22日〜25日北九州市 1回戦 本校 4−1 宮城女子 2回戦 本校 2−3 堀越学園 |
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去る3月11日、名古屋市で行われた名古屋国際女子マラソンで、本校卒業生の下司則子さん(現在、〈株〉九電工に勤務、高校平成4年卒、短大同6年卒)が2時間27分01秒の好記録で4位に入賞しました。世界陸上選手権の日本代表選考レースであったこの大会で、下司さんは終始先頭集団の中で力走しましたが、世界陸上には上位の3人が選ばれ、惜しくも代表の座を勝ち取ることは出来ませんでした。 下司さんは、平成3年に行われた第3回全国高等学校女子駅伝競走大会で 本学園が初優勝したときの キャプテンです。 |
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