筑紫女学園報/2011年(平成23年)2月5日発行 No73
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幼稚園トピックス

今年は保護者もいっしょに楽しみました「親子どろだんご作り」
子どもたちがお母さんやお父さんたちをリード ボクのお父さんが作ったどろだんごだよ!

 年少組2学期最後の保護者会で『親子どろだんご作り』を行いました。このどろだんご作り、附属幼稚園では年少組だけではなく、年中・年長の子どもたちもハマっている附属幼稚園の「名物」といっていいほどの活動です。今回、保護者の方から「ぜひ作ってみたい!」という声が上がり、計画しました。
  『どろだんご』といっても光るピカピカのどろだんごです。子どもたちは、初めて作るお母さんやお父さんたちに「石とかちゃんと取ってあげないとダメだよ!」、「次はサラサラの砂をかけるんだよ!」と『どろだんご先生』になって、アドバイスしていました。
どろだんご作りから子どもたちが学ぶ「小さな物理」

 子どもたちはどろだんごを作るために「土を固める・水分を調整する・形を整える」といった作業を通して「小さな物理」の世界を手のひらの感触から体感していきます。形を整えた後も、サラサラの細かい砂を何十回もかけてピカピカに磨いていきます。年長(就学前)になるころには、納得いくものが作れるようになりますが、そのレベルに至るまで、長い時間をかけての繰り返し作業にチャレンジしているのです。
 この日の『どろだんご作り』はさすがお父さん・お母さん!1時間足らずで、だんごがピカッと光るまでに到達した方もあり、「ワァー、すごい!!」と周りから歓声が上がりました。大人も思わず引き込まれ、時間も忘れるほどのどろだんごつくり。「そろそろ切り上げましょう」との声かけにも親子ともに「もうちょっとやりたい!!」と、満喫された様子の皆さんでした。

※参考資料/『光るどろだんご』(ひとなる書房)『光れどろだんご』(講談社)。ともに加用文男(京都教育大教授)監修

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