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百年の飛翔を訪ねて - 第11回 - 昭和後期1984年〜1987年
今回の「百年の飛翔を訪ねて」では、1988年(昭和63年)から
1991年(平成3年)までをご紹介します。
幾多の歴史を刻んだ昭和が終わり、平成を迎える中で本学園では大学開設を皮切りに、次々と時代の希求に応える計画が進んでいきました。

筑紫女学園大学開学。礼拝堂にて第一回入学式を挙行
 昭和62年12月23日に四年制大学設置が文部省により認可され、翌63年4月15日、筑紫女学園大学第一回入学式を礼拝堂にて挙行しました。推薦入試には定員の約4倍、一般入試には定員の約5倍にあたる応募があり、入学者の240名を迎えることとなりました。5月13日に行われた開学記念式典には、西本願寺大谷光真ご門主をはじめ、多くの来賓をお迎えし、ご門主からは「仏教精神をもとに特色ある教育を行ってきたことは、宗門だけでなく日本と世界の文化への大きな貢献」というお言葉とともに、「世界的視野で学問に励むとともに、生命そのものを見つめていくように」との学生への指針を頂きました。式後、ご門主、水月哲雄理事長、雲藤初代学長によって植樹された「花みずき」は、学園を象徴するように、今もすくすくと大空へ枝葉を広げて成長を続けています。

国際交流・教育改革が進む中、全高校駅伝で初優勝
 創立80周年を節目に、本学では国際交流への本格的な取組みが始まりました。その第一歩として、大学・短期大学に国際交流委員会が発足。平成元年には第一回夏期語学研修が実施され、イギリス・ソルフォード大学で、36名の学生たちが充実した5週間を過ごしました。 また、平成3年からは高等学校のカリキュラムとは別に中高一貫のカリキュラムを決定し、中高6ヶ年を通してゆとりある教育を実施し、生徒の志望を生かす充実した学園づくりを目指すことになりました。さらに、この年の12月22日、女子第3回全国高等学校駅伝大会で念願の初優勝を飾りました。第一回大会から優勝候補との呼び声も高かった中、2位、3位と悔し涙を流してきただけに、1時間8分28秒という大会新記録での優勝は、選手たちのみならず、学園全体が歓喜に酔いしれた瞬間でもありました。


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