筑紫女学園報/2010年(平成22年)9月8日発行 No72
Chikushi Jogakuen Online Report
 
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高等学校・中学校トピックス
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親鸞聖人750回大遠忌九州地区法要に本校聖歌隊が出演しました
出演した生徒たちが心をこめて歌いました。 平成23年4月より浄土真宗本願寺派では、親鸞聖人750回大遠忌法要がお勤めされます。そのお待ち受けとして、5月27日、マリンメッセ福岡において九州地区法要がお勤めされました。今回の大遠忌法要は親鸞聖人の願われた「世のなか安穏なれ」の言葉がスローガンとして掲げられています。
 九州各県より約一万人の参加者が集まった本法要は、第1部・創作劇、第2部・おつとめ(宗祖讃仰法要)、第3部・フィナーレで構成され、第1部の創作劇において、本学園中学・高等学校聖歌隊が出演いたしました。本校聖歌隊は、現在、中学音楽部、高校コーラス部を中心として一般生徒を含め約120名で構成され、花まつりや宗祖降誕会などの仏教行事をはじめ本校の各行事において、仏教讃歌を披露しています。
 創作劇は親鸞聖人の願われた「安穏」とは何かを、時代劇(親鸞聖人のご生涯)、ドキュメンタリー、現代劇をとおして問いかけていくものです。
 開演すると同時に本校聖歌隊がステージに登場し、「正信讃」の歌声が会場内に響き渡ると客席は荘厳な雰囲気に包まれました。また、ストーリーが進むと聖歌隊は、「旅ゆくしんらん」を披露。凛とした表情と清澄な歌声が創作劇と調和し、親鸞聖人の願われた「安穏」とは何かを考えさせていただくステージとなりました。

「九州・アジア経営塾」碧樹館プログラムに本学園から初めて職員が参加!
 碧樹館プログラムは、NPO法人「九州・アジア経営塾(The Kyushu-Asia Institute of Leadership:通称KAIL)」が、九州経済の自立とアジアの近未来を見据えた、次世代リーダーの養成を目的に平成16年から行っているものです。
 今年で7期目となるこのプログラムに、中学・高等学校庶務会計課の花村哲さんが学園から初めて派遣され、6月から受講しています。
 このプログラムでは、原則隔週土日のセッションをはじめ、合宿や研修旅行など、約11ヵ月間、合計約230時間に渡る講義や討議の場が設けられています。この中で塾生たちは、社会の第一線で活躍するリーダーの経験談に耳を傾け、講師や塾生同士との対話の中から、自らのリーダーとしての基軸を作り上げていきます。
 私学を取り巻く環境が厳しさを増す中、本学園が学生、生徒をはじめ、保護者や地域社会からの信頼に応え続けていくためには、教職員一人ひとりが問題意識を持ち、常に改善しながら、歩みを進めていく必要があります。
 このプログラムで培われた知識や価値観、創造力が学園に還元され、さらに充実した教育活動へとつながっていくことを期待しています。
 
■KAILのプログラム概要

がんばる!クラブ Vol.13
全員で心を合わせて、初の全国大会へ「協調性と明るさは、どの部にも負けません!」クラブ活動中の生徒様子
 日本の伝統的楽器である箏と現代っ子の組み合わせ―。どんな練習風景かと興味を引かれてセミナーハウスをのぞくと、そこにはピンと背筋を伸ばし、真剣な面持ちで箏に向かう生徒たちの姿がありました。1年生は入部4カ月目で早くも2曲目の「祭花」に挑戦中。2年生は11月に行われる福岡県高等学校総合文化祭・日本音楽部門福岡県大会での演奏曲「箏四重奏曲」の練習に励む毎日が続いています。
 「箏を弾くこと自体が楽しいし、みんなで一つの曲を仕上げていく魅力も大きくて。一人ひとりがどんなに上手に弾けても、全体でまとまらなければ素晴らしい曲にはなりません。全員で一つの目標に向かっているからこそ、『もう一回!』と練習に熱が入るんです」
 そう話してくれたのは、部長の堀川智恵さん(2年生)。彼女を含め、ほとんどの部員が入学直後の部活紹介で目にした、先輩たちの凛とした姿と箏が奏でる雅な音に魅了され、入部を決めたといいます。
 「箏を始めるまでは、日本文化というものに対して地味な印象しかなかったのですが、次第に日本へ目が向くようになりました。それに、先生方や仲間との出会いにも感謝しています」と堀川さん。部長の指示で全員がサッと写真撮影の準備に動き出す姿からは、日頃の練習で
培った強い団結力をうかがうことができました。みんなで心を合わせて奏でる音は、きっと全国大会への切符をもたらすことでしょう。

共に一つの音楽を奏でる中で、協調性と達成感を   顧問:西木 麻里子 先生
 
顧問:西木 麻里子 先生 3年生最後の舞台、紫苑祭では、2年生が入部間もない1年生を指導しながら、先輩をしっかり支えてくれました。学年を超えて一つの音楽を奏でることで、協調性を身につけて欲しいという願いが叶った思いです。また、福岡県高等学校芸術・文化連盟から海外に派遣され、日本文化を伝える役も果たすなど、活動の場も広がっています。市民フォーラムでは、作曲家・三木稔氏の前で演奏し、お喜びいただきました。生徒たちが全員「続けて良かった」と言って卒業できるよう、これからもできる限りのサポートをしたいと思っています。
 
●部員構成
2年生16人・1年生14人
●活動実績 他
第20回福岡アジア文化賞受賞式関連イベント・市民フォーラムにて「箏五重奏曲『三つのフェスタルバラード』第3楽章 木偶まわし」を演奏。平成22年度福岡県高等学校芸術・文化連盟主催 第8次国際交流事業におけるベトナム社会主義共和国への派遣校に選出され、3名が参加。

クラブ活動結果報告
高等学校
〈インターハイ〉
平成22年度全国高等学校総合体育大会は7月28日から8月20日まで沖縄県で行われ、本校からは陸上部が出場しました
■陸上部
8種目に出場し3種目に入賞。総合得点で10位となりました。
400m 準決勝 6位  杉山 真奈穂
    予選  福嶋 美和子
800m 決勝 4位  福嶋 美和子
    予選  園田 聖子
1500m 決勝 6位  木村 友香
    予選  佐々木 伽歩
3000m 決勝 11位  木村 友香
    予選  園田 聖子
400mH 決勝 3位  杉山 真奈穂
七種競技 決勝 14位  前川 萌那
400mR   予選  秋根・杉山・井上・大蔵
1600mR 準決勝 5位  大蔵・杉山・前川・福嶋
〈その他の大会〉
■陸上部
〔全国高校総体 北九州地区予選〕
●6月17日〜20日・大分県
400m 2位  福嶋 美和子
  3位  杉山 真奈穂
800m 1位  福島 美和子
  2位  園田 聖子
1500m 2位  木村 友香
  5位  佐々木 伽歩
3000m 1位  木村 友香
  6位  園田 聖子
400mH 1位  杉山 真奈穂
七種競技 1位  前川 萌那
400mR 6位  秋根・杉山・井上・大蔵
1600mR 1位  大蔵・杉山・前川・福嶋
総合得点 1位
〔九州陸上競技選手権大会〕
●8月20日〜22日・福岡県
1500m 2位  木村 友香
1600mR 2位  大蔵・福嶋・前川・杉山
七種競技 3位  前川 萌那
ジュニア3000m 1位  木村 友香
  3位  佐々木 伽歩
ジュニア100mH 3位  前川 萌那
■ハンドボール部
〔全九州高等学校ハンドボール競技大会〕
●6月18日〜20日・沖縄県
1回戦 本校 24―26 小林香峰(宮崎)
〔国民体育大会第30回九州ブロック大会〕
●8月20日〜22日・鹿児島県
本校より國分絵理、角銅菜好、福島望、乙重実咲の4名が出場
福岡 20―27 熊本
■テニス部
〔全九州高等学校テニス競技大会〕
●6月18日〜21日 ・長崎県
1回戦 本校 3―0 長崎北陽台(長崎)
2回戦 本校 1―2 鳳凰(鹿児島)
〈全国高等学校総合文化祭〉
平成22年度全国高等学校総合文化祭は8月1日から宮崎県で行われ、本校からは百人一首部、文芸部、放送部が出場しました。
■高校百人一首部
福岡県代表8名のうち6名が本校より選出
予選リーグ1位通過、決勝進出戦敗退
■文芸部
文芸部誌部門  平 彩七
散文部門  松ヶ迫 美貴
詩部門  園元 理佳子
■放送部
ビデオメッセージ部門 出場
〈その他の大会〉
■高校百人一首部
〔全国高等学校小倉百人一首選手権大会〕
●7月24日・25日・滋賀県
個人戦 B級2名、D級1名 入賞
■文芸部
〔第9回全国「高校文芸誌(及び文芸創作)」コンクール〕
「高校文芸誌」部門 優秀奨励賞  『いさらゐ』第51号
個人作品部門 優秀作品賞  松ヶ迫美貴「カバン」
     園元理佳子「羨望」
■放送部
〔NHK杯全国高校放送コンテスト〕
●7月21日〜25日・東京都
朗読部門 準決勝  板谷明音 金井優佳
テレビドキュメント部門 制作奨励賞  
研究発表部門 研究奨励賞  
中学校
〈中体連〉
■水泳部
〔中央区大会〕
50m 自由形 2位  中村 天音
100m 自由形 3位  中村 天音 
    6位  田尻 楓
100m 平泳ぎ 3位  木下 沙奈
200m 平泳ぎ 2位  木下 沙奈
200m 個人メドレー 1位  志岐 珠実
400m 個人メドレー 1位  志岐 珠実
400m リレー 2位  
〔福岡市大会〕
50m 自由形 12位  中村 天音
100m 自由形 20位  中村 天音
    31位  田尻 楓
100m 平泳ぎ 11位  木下 沙奈
200m 平泳ぎ 9位  木下 沙奈
200m 個人メドレー 6位  志岐 珠実
400m 個人メドレー 2位  志岐 珠実
400m リレー 11位  
〔福岡県大会〕
200m 個人メドレー 決勝 9位  志岐 珠実
400m 個人メドレー 決勝 4位  志岐 珠実
■ソフトテニス部
〔中央区大会〕
団体戦 5位  
個人戦 3回戦出場  池内・井手
     吉川・山嶋
     川越・池田
     豊島・帆足
  ベスト16  吉村・金子
     岩田・平田
■剣道部
〔中央区大会〕
団体戦  準優勝
〔福岡市大会〕
団体戦 ベスト8
個人戦 ベスト8 石村 千夏
■バレーボール部
〔中央区大会〕
5位
■卓球部
〔中央区大会〕
団体戦   2位  
個人戦 2・3年の部 2位  隈 汐莉南
    4位  熊谷 友里
〔福岡市大会〕
個人戦 2・3年の部 1回戦敗退  隈 汐莉南
■ソフトボール部
〔福岡市大会〕
一回戦 敗退
■陸上同好会
〔中央区大会〕
共通 1500m 3位  伊藤友紀
3年 800m 3位  伊藤友紀
2年 800m 3位  岸上優香
〈その他の大会〉
■音楽部
〔第65回九州合唱コンクール福岡県予選〕
金賞 九州大会出場決定
全日本合唱連盟理事長賞
〔第77回NHK全国学校音楽コンクール〕
福岡県大会 金賞
九州ブロックコンクール銀賞
■ソフトボール部
〔第7回福岡カップ〕
3位
〔第16回中村カップ〕
準優勝
■バレーボール部
〔中高一貫私学大会〕
4位

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