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高等学校・中学校トピックス
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ニュース・・・楽山荘にて一日研修を実施〜今と明日への心構えを、今一度〜
本校生徒にとっての学び舎は、警固校地だけではありません。福岡市早良区脇山にある研修施設「楽山荘」もその一つ。毎年秋には高校2年生の一日研修を行い、将来への心構えを新たにするきっかけとしています。
生命の重さと尊さを胸に刻みつつ過す一日
 高校2年生は、よく「中だるみ」の時期といわれます。学校生活への慣れが、ややもすれば緊張感を削いでしまうのかもしれません。そのような中、改めて学校生活や自分自身を振り返り、将来への心構えを新たにするきっかけとして、秋休み明けの10月から11月にかけてクラス単位で楽山荘一日研修を行っています。
 楽山荘は昭和39年、第2代目の校長水月文英先生によって福岡市早良区脇山に修練道場として建てられました。以前はここで、中学生・高校生の新入生研修、高校3年生の一日研修が行われていましたが、現在では高校2年生の研修をはじめ、クラブ活動の合宿などに使われています。
 この一日研修では、午前中は勤行(真宗宗歌、讃仏偈、恩徳讃)、法話、ビデオ教材による学習、午後はLHRでの討議や付近の散策をとおして、日ごろの学校生活とは異なったゆっくりとした時間の中で、「生命(いのち)」の意味を考えたり、友人関係を深めたりしています。一日研修で使用している、筑水高校の「命の授業(鶏解体の授業)」のビデオは、生徒たちにも大きなインパクトを与えるようです。「いのちが軽く扱われ、自殺や殺人が毎日のように報道されている現代にあって、いのちの重さと尊さを初めて深く実感させられました」と、ある生徒は感想の中に書いています。 たった一日の短い研修ではありますが、生徒たちが高校生活を、またこれからの人生を豊かなものとするきっかけにしてほしいと願っています。



ニュース・・・創立100周年を記念して保護者会主催による様々な事業が行われました
五木寛之氏講演会を開催
 昨年10月27日、本学園中学・高等学校父母教師会主催による創立100周年記念「五木寛之講演会」が、本校講堂で開催されました。講演は『今を生きる力』と題され、五木氏ご自身の永年の体験を踏まえた幅広いお話は、時に笑いを交えながら語られ、参加した保護者、卒業生、教職員にとって、多くの気づきを与えていただいた講演会となりました。
マイクロバスを寄贈していただきました
 また、本学園中学・高等学校父母教師会ならびに後援会より、創立100周年を記念して、マイクロバス2台を寄贈していただき、昨年11月22日、父母教師会山下利一郎会長、後援会牧野浩靖会長による贈呈式が、本校校長室において執り行われました。さっそく、部活動生の移動手段をはじめ、学校行事などで大いに活用させていただいています。





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がんばる!クラブ
伝統を、そして言葉を大切に連続出場40回をめざして
 部活開始時間前の教室からは、早くもプロさながらの声が聞こえてきました。取材したのは、新人戦の九州大会県予選を間近に控えた11月初旬。元NHKアナウンサー・佐藤啓一さんの指導を仰ぐ練習もまさに佳境です。
 NHK杯の全国大会で5回もの部門優勝を飾るなど、数々の賞に輝く放送部だけに、発声練習や早口言葉、口の動きを滑らかにする教材「外郎売り」の練習は毎日の日課です。その上で週に1度、佐藤コーチに指導をお願いしているとのこと。コーチからは厳しい指導が随所に入りますが、生徒たちは素直に耳を傾けています。その間も傍らでは部員同士でチェックし合う熱心な練習が続けられていました。
 「自分で自覚しなければ何も変わらない。工夫と努力を重ねなければ、伸びません。けれど協力し合うことも、すごく大切なんです」と部長の金子さん。副部長の西村さんも「個人技だと思われがちですが、仲間のアドバイスや協力があってこそだと思います」と語ってくれました。
 みんな「とにかく話すことが好き!」と言う二人と同じ気持ちで活き活きと練習に取り組んでいます。今年はNHK杯全国大会への連続出場40回をめざす年。7月にはきっと、学園へ朗報がもたらされるに違いありません。


伸びやかな気持ちで表現できる環境づくりを心がけています
顧問/後藤 隆一 先生

3年間の目標として、入部後すぐに「声は人なり、言葉は人格なり」という文章を読ませるのが私の指導の第一歩。日々の練習は、心が開かれている状態で伸び伸びと表現してほしいとの願いから、自主性を尊重しています。生徒たちは学内外の様々な経験をとおして、技術面だけでなく積極性も身につけてくれているようです。
DATA
部員構成/3年生9名・2年生12名・1年生16名 中学3年生7名
(平成19年11月現在)
大会成績/
平成19年度/第54回NHK杯全国大会
 
アナウンス部門 
準々決勝進出(入賞)藤井ゆか
テレビドラマ部門 
準々決勝進出
研究発表部門 
研究奨励賞受賞
その他、歴年における九州大会優勝、県総合優秀など多数
平成19年5月には、県大会総合優勝最多校として優勝杯を授与された

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ピープル・・・化学部門最優秀賞を受賞!化学への興味が深まりました。竹下絢子(高校2年)

 今回、福岡県理数コンクール化学部門で最優秀賞をいただき、大変嬉しく思っています。このコンクールは科学技術に対する関心や能力を高めようと福岡県が昨年から実施しているもので、私がこのコンクールを受けようと思ったきっかけは、担任の東郷先生の「参加してみたら?」という一言でした。数学、物理、化学、生物の中から一教科自分の好きな科目を選べるのですが、私はその中で化学を選びました。しかし、このコンクールは今回でまだ二回目ということもあり、情報もなく、どのような問題が出るか分からず大変でした。実際、試験内容は授業で習うようなものから、実験に関するもの、化学原理的なもの、生活に密着しているものまで幅広く出題されました。今回の経験で日常生活と化学は、密接に結びついているということが分かり、これから一層深く化学を学ぼうと思いました。
 一ヵ月後に私が最優秀賞受賞の知らせを聞いたときには、とても驚きました。また、副賞として日本を代表する東京大学か京都大学で最先端科学に触れられるシンポジウムにも参加することができるので、私は東京大学で遺伝子工学や機械工学などの講義を受けることにしています。高校生活の中ではなかなか経験することのできない貴重な体験ができると思い楽しみにしています。今回、筑女から参加した生徒は私一人だったので、次回はぜひ今の高一の皆さんをはじめ多くの人にチャレンジしてほしいと思っています。
 このような機会を与えてくださった東郷先生、放課後や前日まで化学を教えてくださった毛利先生、嶺先生、化学準備室の先生方にはとても感謝しています。


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the record of our clubs ■高等学校
国民体育大会
■陸上部
●10月5日〜9日・秋田県
少年A 100m 第2位 紫村 仁美
少年A 1500m 第4位 田中 華絵
■ハンドボール部
●10月4日〜5日 (福岡県チームとして出場)
1回戦 福岡県 19−18 岡山県
2回戦 福岡県 20−27 兵庫県
その他の大会
■陸上部
[全九州高等学校新人陸上競技大会]
●10月12日〜14日・宮崎県
200m 第1位 紫村 仁美
1500m 第1位 永倉 ゆか
3000m 第4位 三井 綾子
100mH 第1位 紫村 仁美
400mH 第4位 大神理佳子
1600mリレー 第2位 村田・白石・大神・紫村
総合2位 トラック1位  
[日本ジュニア・ユース選手権]
●10月19日〜21日・大分県
ジュニア100mH 第2位 紫村 仁美
ユース 3000m 第2位 松村 雪絵
ユース 3000m 第3位 永倉 ゆか
[全九州高等学校駅伝競走大会]
●11月18日・長崎県
第2位 1時間9分48秒 田中・高藤・金子・三井・松村
区間賞 2区 高藤 千紘
  4区 三井 綾子
[全国都道府県対抗女子駅伝]
●1月13日・京都府
第6位 福岡県 本校からは 1区 田中 華絵、 5区 松村 雪絵 6区 三井 綾子、7区 高藤 千紘が出場
 
■バレーボール部
[全国私立高等学校バレーボール選手権大会]
●12月20〜23日・東京都
本校 2−0 聖ウルスラ学院(宮城)
本校 0−2 東京立正(東京)
本校 1−2 須磨ノ浦女子(兵庫)
本校 0−2 東海大付属第三(長野)
予選リーグ敗退    
その他大会
■文芸部
[高校生文芸道場九州ブロック大会]
●10月25日(木)・26日(金)・大分県
文芸部誌部門・散文部門・詩部門に参加
[全国高等学校文芸コンクール]
●12月22日(土)・東京都
小説部門
  優秀賞・読売新聞社賞 大賀愛理沙
  優秀賞 野田真紀子
詩部門
  最優秀賞・読売新聞社賞 古川  仁美
  入選 木村  佳美
短歌部門
  優良賞 末永   瞳
  優良賞 柴田有理可
  入選 道井奈緒美
  入選 野田真紀子
俳句部門
  優良賞 藤野   澪
  最優秀賞・文部科学大臣賞
  『いさらゐ 第49号』
[高校生文芸道場総合大会]
●12月22日(土)東京都
文芸部誌部門・小説部門・詩部門・短歌部門・俳句部門に参加
■放送部
[九州高校放送コンテスト]
●12月12日(水)〜14日(金)・長崎県
アナウンス部門 入選 中村 顕子
朗読部門 入選 金子 愛果
テレビ番組部門 入選  
■囲碁同好会
[全九州高等学校囲碁選手権]
●11月10日〜11日・福岡県
女子団体戦準優勝  (4勝1敗) 選抜全国大会出場権獲得

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