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大学・短大部トピックス
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ニュース・・・学生による学生のためのサポートチームご紹介。スチューデントルームで活動する学生アドバイザー


学生の目線で学生の声をキャッチ!

 スチューデントルームとは学生が自由に使うことのできるスペースで、現在、学内に4ヵ所あります。そこで学生のサポートをしているのが学生アドバイザーで、主な活動内容は、次の3つです。
@学生の相談相手としてスチューデントルームに待機する。
Aスチューデントルームの掃除や管理、印刷機の管理。
B月1回の業務ミーティング。
 昨年まではスチューデントルームが学生に充分認知されているとは言えず、まずは知っていただくために、自分たちのできることや課題を話し合いました。
 その結果、スチューデントルームの管理を主体としながら、学生が満足して大学生活を送れるように、学生の目線で、学生のニーズを探していくことから始めたら良いのではと考えました。


試行錯誤しながら多彩な活動を展開中

 行動すると、アドバイザー間でいかに情報を共有していくかなどの難しさがわかりました。先日、学生からの要望が多かったメイクアップ講座のイベントを開催したのですが、それぞれの情報が共有できなかったために行き違いが生じ、「ほう(報告)・れん(連絡)・そう(相談)」が大事だと気づきました。そして、日頃はただ受身で講義を受けている私たちも、積極的に大学生活を送ることの大切さを実感するようになりました。
 その他の活動としては、自主的に「スクールバス乗車マナー向上のチラシ配布」「個別相談のための心理講座」「中学生との交流会」「メールのマナー勉強会」「印刷機の経費分析」なども行いました。
 行事遂行には、何度も議論を交わし、大変な作業量と苦労を要するものもあり、失敗から落ち込むこともありました。その過程で私たちは、「自分の意見をまずは自分自身が受け入れること」「問題をそのままにせず働きかけてみること」「先入観を持たずに交流する姿勢」「どのようなことからも学習する姿勢」「客観的に観察する力」「共感の表現力の重要さ」などを学びました。




 大学には学生や教職員、また地域との関わりを含めると数多くの組織があります。私たちは微力ながら、そのつなぎ目に存在し、困っている人の声を受け止め、やりたいことを応援し、共に悩み考える存在でありたいと願っています。それぞれの組織が協力し合うことによって、信頼関係が生まれ、そのことから一人でも多くの学生にとって、大学が優しく楽しい環境となることを願い、小さな活動を積み重ねていきたいと思います。
 今年は、コープフレンズ、手話の会、留学生交流、ノートテイク講座、就職相談など、各団体から要望があり、場所を提供したり、企画や受付などの手伝いをしました。個人では、進路、レポート、友人関係、インターンシップ、卒論、講義、日常生活などの相談が寄せられています。話をして気持ちが楽になったと言っていただくこともあり、とても嬉しく思います。どうぞ、気軽に声をかけてください。皆さんのご利用をお待ちしています。

スチューデントルーム・・・3号館(3207教室・3201教室)、6号館(6408教室)、8号館(8307教室)、詳しいお問合せは学生課、092-925-3515までお願いします。

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授業っておもしろい!
「授業=勉強=難しい」こんなイメージを持つ方も多いことでしょう。でも、あちこちの教室から聞こえてくるのは、 笑い声や「え〜ッ!」と驚く学生の声。そこでこのコーナーでは「ウワサの講義」に潜入し、その模様をお伝えします。

パーソナリティ・テストは心を除く顕微鏡。自分自身を知ることから学んでいます。


「クレペリン検査」をご存知でしょうか。これは簡単な足し算課題に対する人の「仕事ぶり」からパーソナリティをみようとする検査。学生自身が被験者となった前回の授業に続き、今回は結果から何を読みとるかが指導されました。  判定基準表と照らしあわせることで学生たちは興味津々。各グループを回る板井先生の「最初の出足が悪いのは仕事へのとりかかりの悪さやエンジンがかかりにくい性格の現われかも知れないね」といった言葉に、「当たってる〜!」「おもしろい!」と、学生たちは湧きかえりました。  こうして90分の授業はあっという間に終了。心理の仕事を目指す学生からは「自分のことがわかってくるのがスゴイ。将来、人間関係を築くのに役立つと思います」という声が多く聞かれました。

■CLASS DATA■
  受講者数:120名(2クラス)
開講日時:水曜日2・3限(10:50〜12:20)(13:10〜14:40)
 
●授業の狙い: クライエント(相談者)を様々な視点から捉え、その背景にある問題点を理解する心理アセスメントの代表的な方法を学ぶととともに、自己を理解する。
●講義内容: 主要なパーソナリティ・テストの体験と検査法の解説。心理アセスメントの意義や限界・危険性についての考察など。


先生からひとこと
担当/本学文学部 発達臨床心理学科 板井 修一 教授
自己を知り、人とかかわる その姿勢が大切です
困難な状況にある人と向き合い援助する方法は、相手がどのような人であるかによって変わります。より良い対応のためには、他者理解が不可欠。また、それ以上に、自分のパーソナリティーをよく理解して関わらなければ、ひとりよがりの偏った援助になってしまいます。受講生には机上の学習だけでなく、自己理解の大切さを学んでほしいと願っています。

 

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就職の筑女
本学の学生をご採用いただいている企業から伺った採用へのお考えや職場の状況を紹介していくこのコーナー。今回は「心と心が通い合う“通心販売”」を目指し、上質の「食」を提供する株式会社やずやの総務経理課長・松山薫さんにご登場いただきました。

素直な心が何より大事。面接でも最も重視しています

 当社では「社会は減点法ではなく、加算法。就職に勝ち負けはない。人生の在り方が仕事に繋がっていく」と、私は思っています。だから社員にも、勝つためではなく、相手といい仕事をするために自分磨きをしてほしいのです。  そう考えると、就職活動は人生づくりの第一歩ともいえるでしょう。それだけに、自分の力でアピールしてほしいとの想いから、当社では学校推薦による採用は行っていません。素直に、自分の言葉で自身を語ることこそ、最も評価に値します。そういう人となら、信頼関係が築けると考えているからです。

経験を重ね、人と交わり心を育ててきてください。

当社の筑女出身者を見ていると、採用試験の際に「ここで何かを成し遂げたい!」という強い意欲を感じたことを思い出します。それは、当社が求める社員像「夢を持つ人、一緒に夢を膨らませることができる人」にも通じます。 他にも「空気や人の心情が読める」「思いやりがある」「相手志向ができる」など、大切なことはありますが、いずれも机上の勉強だけでは身につきません。学生時代を120%楽しみながら多くの経験を積み、人と交わり、心を育ててください。当社は、そんな「人財」と高め合う相乗効果を期待しています。


今回の登場企業
● 社名:株式会社やずや
● 資本金:2,000万円
● 正社員数:78名(平成19年11月現在)
● 創業:昭和50年10月(設立 昭和52年1月)
● 売上高:グループ実績412.00億円(平成19年3月期)
● 平成19年度新卒者採用実績:19名(男性5名・女性14名)
● 事業内容/「熟成やずやの香醋」「養生青汁」「雪待にんにく卵黄」「やずやの発芽十六雑穀」「やずやの千年ケフィア」など、オリジナル養生食品や伝統食品の通信販売。

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