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高等学校・中学校トピックス
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国際理解教育の推進について
本校では現在、海外の様々な国々との国際交流が進んでいます

 現在、中学・高等学校の海外姉妹校は、オーストラリアのセント・アロイシャスカレッジとタイ王国のラチニ・ボンスクールの2校で、交換留学を行っているのがフランスのラ・フォンテーヌ高校です。
 セント・アロイシャス高校とは、過去3年間お世話になってきた関係で、2004年8月に姉妹校を現地で締結しました。ラチニ・ボンとは、タイ王国の方からの要請に応えて、2005年12月に姉妹校になりました。フランスのラ・フォンテーヌ高校からは、2度留学生を迎え、本学園からも2度、留学生を派遣しています。
 国際交流としては、中学校の海外語学研修を毎年オーストラリアのブリスベンで行っていますが、これに先立って夏休みには、アメリカから指導者を招き、2泊3日の語学研修を行っています。
 高校の修学旅行は選択制で、今年度は国内のほかに海外コースとして、ドイツ(スイス)、フランス、オーストラリア、タイ(シンガポール)の4コースが予定されています。こちらは高校2年生の希望する生徒を対象に、イギリスから現職の先生を招聘して、4泊5日の英語研修を行います。これは、同時にセンター試験のリスニング対策も考慮して行っているものです。
 その他、県私学協会の主催で、タイ、シンガポール、マレーシアの順に毎年1カ国から短期の留学生を迎え、また、それらの国々へ留学生を派遣しております。  さらに、宗門関係校で実施されているカナダへの海外研修にも毎年3〜4名の生徒が参加しています。
 このように、本校では急激に国際的な交流が深まりましたが、これも時代が国際化されている証左だと思います。
 若い時代に海外の国を体験してグローバルな視野を持つことは、非常に大切なことだと考えています。
 現在、政治情勢を鑑みながら、韓国や中国、テロの関係でアメリカやイギリス圏の国々は入れておりませんが、将来はこうした国々と交流したり、姉妹校を締結することも考えられます。「留学制度」も検討する時期が来ていると感じております。


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「三姉妹で筑女」の3人が語る私と筑紫女学園
出会いに恵まれた6年間
小田原 裕子(高校/平成18年3月卒)
筑女で過ごした6年間は、本当にあっという間でした。中学に入学して新しい友だちに出会い、何もかも新鮮に感じられたのが、つい昨日のことのように思えます。しかし、そんな中でもたくさんの思い出はできました。短かったように思えるけど、今振り返れば、私はここで本当に多くのことを経験し、学んだんだなあと、つくづく思います。いい友だちや、尊敬できる先生たちに出会えて本当によかった。充実した6年間でした。
もう来年、卒業だなんて…
小田原 恭子(高校/3年)
私が筑紫女学園に入学して、早くも5年が過ぎました。体育祭に文化祭、クラスマッチ、修学旅行など、楽しい行事がたくさんあって、時間の経つのがとても早く感じられる毎日です。私はこの学校に来て、本当によかったと思っていますし、友だちと話をしたり、笑ったりしていると、来年、自分がこの学校を卒業するなんて、とても信じられません。最後の1年はかなり忙しくなりそうですが、残りの学校生活も楽しみながら過ごしていきたいです。
たくさん思い出を作りたい!
小田原 敦子(高校/1年)
中学校での私の思い出は、やはり何と言っても「体育祭」です。練習がきつい時もあったけれど、みんなと一致団結して何かを作り上げたり、声を限りに応援したことが、とても楽しかったし、終わった時の達成感は格別でした。とても充実した気持ちになりましたし、クラスのみんなとの絆も深まって、本当によかったと思っています。高校では、体育祭だけでなく、いろんな場面で、たくさん思い出を作っていきたいです。

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がんばる!クラブ
創部:昭和60年
部員構成:3年生9名・2年生10名・1年生3名
大会実績:第17回少林寺流錬心舘福岡空手道選手権大会(平成17年4月)
高校一般女子 型の部/準優勝1名・3位入賞2名 など
目標は大会での優勝と昇級試験、毎日「型」の練習に励んでいます
 創部から今年で21年目を迎える空手部は、現在総勢22名。毎日の活動は、学校のベランダや廊下で型の練習を約2時間行っています。また、週1回、コーチを招いて福岡中央体育館で1時間みっちり指導を受け、残りを自主練習にあてています。
 流派は鹿児島を発祥とする「少林寺流錬心舘」で、最初から組み手と精神修養を並行して行う点が特徴とのこと。ほとんどの部員が入部の動機を「部活紹介で先輩のカッコよさに憧れて」と語る中、「スタイルが良くなるから」という女子高校生らしい声も聞かれます。また、「練習を重ねるうちに姿勢が良くなった」「礼儀が身についた」という効果もあるようです。
 時折りコーチの厳しい声が飛ぶ練習には清々しい緊張感が漂い、その動きは、高校から空手を始めたとは思えないほど凛々しく、年に1回行われる大会での優勝や昇級試験を目指して、けじめのある熱い時間を重ねています。

コーチ/上野 竜哉さん
少林寺流錬心舘福岡支部の会長を父に持ち、福岡市内各所で指導にあたる。

「女性らしい強さと正しい姿勢を身につけて欲しいと願いつつ指導をしています。筑女の生徒さんは自主的に練習し、私が教えている道場にも足を運んでくれるなど、とても熱心ですね」

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小説『ドーナツ化現象』が第20回全国高等学校文芸コンクールで最優秀賞・文部科学大臣奨励賞を受賞!

 私が文芸部に入ろうと思ったきっかけは、本の面白さと魅力、そして日本語の美しさに気付いたからです。それまでの私は本をあまり読むほうではなかったし、何より国語が苦手でした。しかし、転機は―人生の転機ともなりましたが―突然訪れました。それは、中2の国語の実力テストでした。出題された文章の表現があまりに素晴らしくて、一目惚れ、とでも言いましょうか、一瞬で私は国語の持つ魔力に支配されました。それを機に、一度も訪れたことがなかった区の図書館へ行き、いろんな本に出会いました。本を読む行為以外のことをする時間がもったいない、とさえ思ったほどです。本に夢中になって夜を徹した日も数え切れません。多様な本を味わうことで、作者各々の事物の形容の仕方に感銘を受け、”自分ならこう表現する“と、次第に自分なりの表現を頭に思い浮かべながら読んでいました。例えば夕陽を見た時、自分なりにその夕陽がどう見えるのか形容してみる。そうすることが面白くて、そこで「読む」ことから「書く」ことへの興味が湧いてきたのです。
 受賞作である『ドーナツ化現象』は、自分なりの表現がよく表れた作品だったと思います。自身三作目ではありましたが、この作品を書き終えた後の手応えは、前二作とは比べようのないものでした。そして前二作のときは人に読まれるのが恥ずかしくてならなかったのに、この作品はみんなに読んで欲しいなと思ったほどです。良い表現が思い浮かばなくて途中で何度も涙を流したこともありましたが、その結果このような素晴らしい賞を頂くことができて幸せです。
 今回賞を頂いたからといってこれに甘んじず、これからも初心を忘れないで、日々部活動の仲間たちと切磋琢磨し合って行こうと思います。

団結力を高め、真の『エネルギッシュな学校』に!中学校生徒会、がんばってます

 私は今、中学校の生徒会長を務めています。会長としての目標は、この学校をもっとエネルギッシュにすることです。お互いの個性を尊重しながら全員が団結して物事に取り組んでいけば、一人ひとりが持つエネルギーも充分発揮できる、真の意味で『エネルギッシュな学校』になれると思います。
 そのことを実感したのは、旧3年生の修了式に下級生全員で歌を贈った時でした。先輩方には秘密で何度も練習を重ねたのですが、初めは小さくまとまりのなかった歌声が、本番では生徒による生の伴奏も含め、全員の力と心のこもった最高の形で贈ることができました。それに先輩方も感激してくださって、本当にやって良かったと思いました。これからも、こうした行事一つひとつを大切にしながら、団結力あるエネルギッシュな学校を目指していきたいです。
 そんな私たちが今、取り組んでいることの一つに「あいさつ運動」があります。52人の当番制で、毎朝校門に立ってあいさつをするというものですが、最近は自分からあいさつする生徒が増えてきたことがとても嬉しいですし、この先も続けていきたいと思っています。
 こうした活動を支えてくださるたくさんの方々への感謝の気持ちを忘れずに、今後もがんばります!!


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the record of our clubs ■高等学校
陸上部
[第24回全国都道府県対抗女子駅伝]
1月15日・京都
8位 福岡県 1区 野原 優子
4区 関根 真澄
[第17回北九州選抜女子駅伝]
1月22日・北九州市
4位 筑紫女学園 (田中華絵・関根真澄・萱嶋朋子・金子千夏・深堀未央・野原優子)
6区 野原 優子 (区間賞獲得)
[第20回福岡国際クロスカントリー]
3月5日・海の中道海浜公園
6kmの部 2位 野原 優子
4kmの部 6位 金子 千夏
[第41回 千葉国際クロスカントリー]
3月19日 千葉県昭和の森
6位 野原 優子
[第34回世界クロスカントリー選手権大会]
4月1日・海の中道海浜公園
16位 野原 優子 平成18年卒
(日本チーム団体で3位 銅メダル獲得)
ソフトテニス部
[第35回九州高校新人ソフトテニス大会]
1月14日・熊本
団体戦 一回戦
個人戦 一回戦 (西村・堀内)

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