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ここでは本学人間福祉学科の学生たちを中心に進められているこのボランティア活動について、サポートする側・される側、双方の立場の学生からの報告を紹介します。 |
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【ノートテイカー】佐藤亜沙子/大学 人間福祉学科4年 |
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【ノートテイカー利用者】田辺絵弓/大学 人間福祉学科3年 |
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![]() 私が詩を書き始めたのは小学3年生の頃。私の通っていた小学校に絵本作家の田中ひろこさんがいらした際、私の詩を褒めていただいたことがきっかけです。それから私は、いろんな雑誌に自分の詩を投稿するようになり、そこで掲載に至ったり、賞をいただくことでさらに自信を深め、いつしか私の中で「詩」が誇りとなっていきました。 そうして、私の想いや、それを言葉にしたものを、もっとたくさんの人に読んでもらいたい、評価してほしいという気持ちから、いくつかの書き留めていた詩を出版社に送ったところ、自分でも驚くほど評価していただき、優秀作品として書店に並ぶことになったのです。しかも、自費出版とは異なり、出版社からも費用を負担していただくという協力出版という形で、全国の書店に本を並べることができるという嬉しいものでした。とはいえ、編集段階では、いろんな場面で悩むこともしばしば。例えば、表紙はどうしようか?とか、あとがきには何を書こうか?とか。でも、悩みながらも一つひとつのことに前向きに取り組むことで、自分に対するさらなる可能性を見出せた気がするし、実際、成長できた部分もいろいろあると思っています。 今回の私の作品『あなた色』は、”過去から現在にかけて抱いてきた「想い」は、未来に向けて大きく成長するための大切な宝物“ということを、私なりの言葉にして書き上げました。この作品を通じて、そんな私の想いを、一人でも多くの人に共感してもらえたら嬉しいですね。 |
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![]() 私は平成15年度から、総務省が進めるITビジネスモデル地区構想推進計画の一環として、ルート株式会社らとともに「マルチプラットホームモバイルルータ」(通称MPMR)の研究開発を行ってきました。MPMRとは、PHSや無線LANを利用して、移動しながらも各地点でより良いインターネット環境を提供するものです。 そして、今年の2月15日から同年3月31日の間、MPMRの実用性を検証するために、「西鉄100円循環バス(内回り)」を使用したFITBUS(Fukuoka Information Technology BUS)実験(http://www.fitbus.org)を実施しました。 FITBUS実験では、MPMRを用いてインターネットに常時接続している液晶表示端末(FITBUS端末)をバス内に設置しました。FITBUS端末が広告やニュース、天気予報といった時事情報をインターネットを通して取得し、画面に表示することで、それらの時事情報をバスの乗客へ提供できました。現時点では、まだ利用者の声を聞けていませんが、何かのお役に立てていればと願っています。 また、私たちの実験がきっかけで、インターネットに興味を持った人が一人でもいらっしゃれば幸いです。 |
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「授業=勉強=難しい」こんなイメージを持つ方も多いことでしょう。でも、あちこちの教室から聞こえてくるのは、笑い声や「え〜ッ!」と驚く学生の声。そこでこのコーナーでは「ウワサの講義」に潜入し、その模様をお伝えします。 |
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「人類を存続させるために、滅亡間近な地球から6人を選んで地球環境とよく似た惑星へと送り出す。候補者は様々な立場と年齢の男女10名。その中から人類の行く末をかけて搭乗員を選択しよう」―これが「社会福祉援助技術演習」2回目の授業となりました。ここで問われるのは、それぞれの価値観です。
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本学園の学生をご採用いただいている企業から伺った、採用へのお考えや職場の状況について紹介していくこのコーナー。 今回は佐賀県における高齢者総合福祉施設のパイオニアにご登場いただきました。 |
寿楽園が誕生したのは昭和27年。「戦争で子どもを失い、行き場を失った親たちを守りたい」との思いが創設の大きな原動力でした。それから53年の時が流れ、日本は豊かになりましたが、困っているお年寄りがいないわけではありません。潤いある生活を送る人ばかりではないのが現状です。むしろ、高齢者福祉へのニーズは増大しています。 高齢者福祉には、「お年寄りが大好き」なスタッフが不可欠。そうした意味で、大学出身者は実習量において専門学校出身者には及びませんが、お年寄りを大切に思う気持ちと情熱があれば大丈夫。実際、筑女の人間福祉学科から初めて採用した人は、半年以上もボランティアなどで通い続けてくれた結果、入社時には他の人に抜きん出る存在になっていました。今は9名の卒業生がスタッフとして働き、今年も3名の採用が決まるなど、筑女には高い信頼を寄せています。 福祉の仕事はやりがいがありますが、決して楽ではありません。だからぜひ、自主研修やボランティアを活用して、現場への理解を深めて欲しいと思います。実際の現場を知らないまま4年間も勉強し、仕事に就いた途端「こんなはずじゃなかった」と辞めていくのでは、あまりに残念だからです。その上で、思いやりや感謝の気持ちを忘れず、お年寄りに「ここに来て良かった」と言っていただける施設を一緒に目指しましょう。利用者の立場で最良を考える毎日が、働く側にも「ここに勤めて良かった」と思える日々になることを切に願っています。 |
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