筑紫女学園報No47 6月1日発行
Chikushi Jogakuen Online Report
 
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百年の飛翔を訪ねて - 第7回 - 昭和中期2 1965年〜1967年
今回の「百年の飛翔を訪ねて」では、1972年(昭和47年)から1974年(昭和49年)までをご紹介します。
短期大学附属幼稚園の開園と各種施設の落成が続き、式典や文化祭へ大勢の方々を学園にお迎えすることとなりました。
25名の園児を迎えた第1回入園式
  第1回入園式短期大学の幼児教育科開設を受けて、昭和43年から進めてきた附属幼稚園開園の準備が整い、昭和47年4月7日に幼稚園舎が落成しました。県、協会、寺院立の幼稚園など、関係各方面のご協力とご援助により、同年4月20日に幼稚園設置が認可され、入園児25名を迎えて、入園式を挙行しました。
 中学校に隣接する見晴らしのよい場所に建設された学び舎で、第1回卒園式が執り行われたのは昭和48年3月のこと。この年は高等学校寮「崇信寮」と体育館、特別教室も落成の運びとなり、教育の場の創造と学園の施設基盤整備への願いがまた一歩、現実のものとなりました。
高等学校本館・特別教室・体育館落成式と記念文化祭を挙行。
高等学校本館・特別教室・体育館 特別教室は鉄筋コンクリート3階建で、1階に図書館、2階に生物教室や地学教室、標本室など、3階には視聴覚室やLL教室などが設けられ、1・3階は冷暖房設備も完備しました。鉄筋コンクリート2階建の体育館は1階に体操、卓球フロア、トレーニング室などを配し、2階にはバレー、バスケットコート、ステージ、会議室などを備えました。
また、翌49年には鉄筋コンクリート4階建の高等学校本館も完成。1階に校長室、職員室、進路指導室、生活指導室、事務室など、2階に化学教室、3階に物理教室、4階に数学教室や社会科資料室など、そして2〜4階には仏壇を安置した講堂が整い、同年10月8日には、本願寺総長をはじめ多数の来賓をお迎えして、落成式を挙行しました。これら施設設備の落成を記念し、翌9・10日に生徒全員参加で行った文化祭は、来園者1万余名を数え、盛大な催しとなりました。

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