筑紫女学園報No47 6月1日発行
Chikushi Jogakuen Online Report
 
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高等学校・中学校トピックス NEWS
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「ツイム(追夢)講座」を実施
 
ツイム(追夢)講座 「ツイム(追夢)講座」とは、大学の先生やその道の専門家をお招きして、生徒たちに直接講義をしていただき、大学などにおける実際の授業や研究内容に触れてみようという、高校二年生を対象にした本校の試みで、一般に「出前講義」と呼ばれているものです。
 本校では進路指導の一環として、一年生で「職業研究」、二年生で「学部・学科研究」を行っています。昨年12月10日に行ったこの「ツイム講座」は、それらを一歩発展させたもので、大学などの授業や研究内容を知ることによって、学問への興味や知的好奇心を高め、進路目標達成のための意欲が高揚することを期待して計画しました。
 ツイム(追夢)講座当日は、事前のアンケートをもとに15の講座を開設し、生徒は興味・関心のあるものを一つ選んで受講しました。教室の収容人数の関係で、第2志望に移動してもらった生徒もいましたが、みんな熱心に講師の先生の話に耳を傾け、ペンを走らせていました。
 このような大がかりな取り組みは初めてで、実施前にはいろいろと心配もありましたが、実際にやってみると生徒の反応もよく、大成功のうちに終了することができました。今年はさらに充実した企画にしたいと考えています。
 
講 座
講 師
文学系 「古典を受容する」 久留米大学 文学部 教授 笠  榮治先生
語学系 「コミュニケーション学と英語教育」 西南学院大学 文学部 助教授 D.オルソン先生
法学系 「身近な問題から世界の平和まで〜法と政治で見る今日〜」 九州大学大学院 法学研究院 教授 薮野 祐三先生
経済・商学系 「クイズでつかむインターネットビジネスの衝撃」 九州情報大学 経営情報学部 助教授 宮崎 哲也先生
心理系 「発達心理学から見た『となりのトトロ』」 筑紫女学園大学 文学部 教授 酒井  均先生
福祉系 「社会福祉施設で暮らす人々、それを支える人々」 筑紫女学園大学 文学部 講師 山崎 安則先生
教育系 「教師入門」 福岡教育大学 教育学部 教授 堺  正之先生
国際系 「国際ビジネスを理解するために」 立命館アジア太平洋大学
アジア太平洋マネジメント学部
教授
横山 研治先生
看護・保健系 「看護職をめざすあなたへ」 九州大学 医学部保健学科
教授
北原 悦子先生
薬学系 「病気と“くすり”の正しい理解」 福岡大学 薬学部 助教授 高野 行夫先生
医学・歯学系 「インスリンの発見から糖尿病の最新医療へ」 浜の町病院 内分泌代謝科
内科医
横川  泰先生
家政・栄養系 「栄養学への招待」 福岡女子大学 人間環境学部 教授 沖田 千代先生
自然科学(生命)系 「人と微生物の関わり」 福岡工業大学 工学部 講師 天田  啓先生
自然科学(非生命)系 「超伝導体を使った浮上実験」 九州工業大学 情報工学部
教授
松下 照男先生
環境系 「環境科学への招待」 長崎大学 環境科学部 教授 吉田 雅章先生
 
生徒の感想
ツイム(追夢)講座■今回の追夢講座はすごく励みになりました。将来のことを考えるといろんな道がたくさんあるけれど、どの道を選ぶかによっていろんな人生があると思うので、よく考えたいと思います。
■今日の追夢講座を受けて、やる気が湧いてきました。現在の成績で簡単にあきらめずに、なぜ看護職に就きたいのかという気持ちを大事にして、この貴重な経験を忘れずにがんばります。
 
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感謝日に献金と大掃除を行っています
 
 本校では、親鸞聖人のご命日(16日)に近い日を感謝日として、毎月法要を行っています。
言うまでもなく、聖人の御徳を慕うとともに、私たちを正しく導いて下さる御恩に感謝し、報恩の念を新たにするための法要です。そして、その感謝日にあわせて、献金と大掃除を行っています。
 献金は、仏教でいうダーナ(サンスクリット語・dana・檀那、柁那と音写)に由来するもので、布施のことであり、自己の持ち物を惜しみなく他人に与えて、自他ともに助け合い、喜びあおうという慈悲の実践でなければなりません。感謝の思いを込めて
 また大掃除は、毎日使わせていただいている学び舎に対し感謝の念から全員で行っています。この大掃除に関しては、昨年(平成14年)度より、校外に出かけ、いつもお世話になっている通学路やその周辺の清掃美化を行うようになりました。この大掃除・通学路やその周辺の清掃美化も、日頃の感謝の思いから行っているもので、ダーナの一つと考えています。
 このように、本校では、仏教、特に親鸞聖人のみ教えを、さまざまな教育現場で生かすことができるように取り組んでいます。そして、これらの実践により、生徒一人ひとりの心の中に、仏教の心が大きく育まれることを念じている次第です。
 
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夢弦コンサート
 
 10月に行われた今年度の芸術鑑賞会は、ハープを中心に、西洋からシルクロードを渡り、東洋へと派生していった弦楽器の歴史と音色を楽しむ音楽鑑賞会となりました。
第一部では、オーストリアの著名なハーピスト、ヨセフモルナール氏が「ハープカデンツァ」「シューベルトファンタジー」などを軽やかで優雅に演奏、会場で聞き入る生徒たちを魅了しました。
 さらに、教育者でもあるモルナール氏は、各曲の合間にグランドハープ・アイリッシュハープ・サウルハープの特長について、楽器を使いながらやさしく解説。氏の楽器への思い入れが伝わる説明に、初めてハープに出会った生徒たちも興味を惹かれているようでした。
第二部では、東洋を代表する弦楽器である日本の箏・中国の古筝・胡弓を加え、アンサンブルスタイルでのコンサートが開催されました。筝曲の代表曲である「六段」を、本校の筝曲部14名とモルナール氏が合奏。箏とハープの不思議な音色が会場を包み込みました。
「戦台風」「さくら変奏曲」は中国の古筝で演奏されました。また、古筝と胡弓の共演、東洋の弦の、胡弓の独奏も行われ、その音色は、中国の荒涼と広がる大地を想像させるものでした。
そして、西洋の弦の、ヴァイオリンによる演奏の後、グノーの「アヴェ・マリア」をモルナール氏と、今回のコンサートをプロデュースし、自らもハーピストとして活躍する見上由紀氏のハープ演奏にのせて、本校のコーラス部30名が合唱し、コンサートの最後を飾りました。
一流の演奏家を招いてのこのようなアットホームな音楽鑑賞会は、共演した生徒たちだけに限らず、その時間を共有した一般の生徒たちのこころの琴線まで届く演奏会になったことと思います。
 
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私たちの自慢の先生井上直子先生
音楽部「音楽部のモットー、<その1>音楽を愛そう、<その2>あいさつをしよう、<その3>けじめをつけよう。」というあいさつで始まる音楽部は、とても明るく、笑顔が絶えません。そんな私たちをいつも温かく見守ってくださるのが、中学2年生の担任もされている井上直子先生です。
 私たち部員は、先生とよく意見が食い違うことがあります。ミュージカルの練習中にも、コンクールの練習の時にも、言い合いをしました(そんなことができるのは、先生ぐらいだと思いますけど…)。そんな先生を私たちは、妹の相手をするお姉ちゃんみたいな存在だと思っています。しかし、先生が音楽の指導して下さるときは、私たちも真剣です。発声をするときの練習の仕方なども丁寧に教えてくださるし、間違ったときなども怒るのではなく、できるまで教えてくれます。また、新しい歌を歌うときには、まず私たちにどんな歌なのか想像させ、歌い方も自由に歌わせてくれます。そして先生の透き通るような美しい声で、見本の歌を歌ってくださいます。時には音を外したり、ピアノを間違えたり、意味のわからないことを突然言い出したりする先生ですが、一生懸命に音楽のすばらしさを私たちに伝えようとする先生を尊敬しています。連盟コンクールに出場することができ、ミュージカルも成功させることができ、そして私たちが音楽部を誇りに思えるのは、先生のおかげだと思います。井上先生、大好きです!


音楽部 部長  相坂 志依奈(3年)

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Club Now 高等学校
■文芸部
■写真部
■放送部
■百人一首部
(福岡県チームとして出場)
〈全国高等学校総合文化祭〉
第27回全国高等学校総合文化祭は、8月8日から
福井県下の各会場で行われ、本校からは4部が出場しました。
■陸上部 〈国民体育大会〉
第58回国民体育大会は、10月26日から
静岡県下の各会場で行われました。

3000m 1 位 野原  優子
400m 準決勝 白土  慶子

〈第21回全九州高等学校新人陸上競技大会〉
10月17日〜19日・大分県
400m 2 位 八木原 智美
1500m 1 位 野原  優子
  5 位 松田  奈実
3000m 1 位 野原  優子
  3 位 松田  奈実
1600m
リレー
2 位 内田・八木原・石橋・小西
 
総合得点 27点(2位)  
最優秀選手賞 野原  優子

〈第5回九州瀬戸内高等学校女子駅伝競走大会〉
10月12日・大分県
第4位 稲富・松田・深港・浦田・野原
  1時間9分47秒

〈第16回全九州高等学校女子駅伝競走大会〉
11月22日・熊本県
優 勝 稲富・松田・深港・浦田・野原
  1時間8分19秒

〈第20回九州各県対抗女子駅伝〉
12月7日・熊本県
第2位 稲富友香・野原優子
  (福岡県チームとして参加)

〈女子第15回全国高等学校駅伝競走大会〉
12月21日・京都府
第5位 野原・松田・深港・浦田・稲富
  1時間8分45秒
(8年連続13回目の入賞)
■テニス部 〈第24回全日本ジュニア選抜
 室内テニス選手権大会 九州地域予選〉

11月15日〜16日・博多の森テニス競技場
個人戦 8 位 鶴川 優里

〈第26回全国選抜高校テニス九州地区大会〉
11月21日〜24日・今津運動公園
1回戦 本 校 3-0 長崎女子商業高校
2回戦 本 校 3-2 陽明高校
準決勝 本 校 0-3 柳川高校
3位決定戦 本 校 3-2 鳳凰高校
(全国大会出場権獲得)

〈全日本テニス選手権大会〉
11月13日〜15日・東京都
本 校(川添・里崎) 0-2 リコー
■文芸部 〈第18回全国高等学校文芸コンクール〉
12月20日・東京都
文芸部誌部門(90誌中) 優良賞 『いさらゐ』第45号
短歌部門(7、717首中) 優秀賞 吉村 早紀
随筆部門(207編中) 優良賞 常住 香織
文芸評論部門(49編中) 入 選 岩永 亜季
■放送部 〈第25回九州高校放送コンテスト〉
12月10日〜12日・佐賀県
朗読部門 優良賞 勝田 詩織
アナウンス部門 準決勝 宮原  愛
ラジオ番組部門 優良賞 「We are 高校生☆」
福嶋 一恵
三浦 麻美
加来恵梨子
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