筑紫女学園報No47 6月1日発行
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百年の飛翔を訪ねて - 第7回 - 昭和中期2 1965年〜1967年
今年度の「百年の飛翔を訪ねて」では、短期大学が開学した1965年(昭和40年)から1974年(昭和49年)までの歩みを振り返ります。今回は昭和40年からの3年間。創立60周年に向って慶びを重ねた時期でした。
筑紫女学園大学短期大学部開学。
東京アジア大会出場者  昭和40年1月25日、国文・英文・家政の3科による短期大学の設立が、文部省に認可されました。干潟龍祥先生(九州大学名誉教授・印度哲学)をはじめ、学園内外の先生方にご指導とご協力を仰ぎつつ進められた開学準備は学園創立60周年という節目を追い風に順調な経過をたどりました。初代学長には水月文英が就任し、4月14日の高宮校舎竣工式を経て、4月16日には第一回入学式を執り行いました。
 時はまさに第一次ベビーブーマーが高等学校卒業の頃。進学希望者の急増によって高等教育の環境整備が求められる中、若者たちにいち早く勉学の場を提供することができました。
 翌年の10月14日には、開学を記念して短期大学の運動場において総合体育祭を開催しました。この体育祭は中学校・高等学校・短期大学合同で行われ、参加した学生・生徒の総数は約4,000名でした。
創立60周年記念式典および記念事業を挙行。
楽山荘 こうして本学園は時代の希求に応えながら歴史を重ね、昭和42年に創立60周年を迎えました。10月10日から12日までに記念式典をはじめ、追悼会・精華会総会・体育祭・文化祭・バザーなどを開催しました。
 また、終戦後の学制改革による校名変更に伴い、使用することのなくなった校旗を一新することになりました。新校旗のデザインは伊東亜子中学校教諭の図案を基に、色合・大きさなどの検討を重ね、短期大学・高等学校・中学校それぞれの校旗ができあがりました。
 記念事業としては、中学校の東南に鉄筋四階建の記念棟(図書館、書道・美術・音楽教室)を新築しました。

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