2019.12
さて、2019年も終わりに近づきました。どのような一年でしたか? 中には「あの時に戻ってやり直したい」という思いを抱えている人もいるかもしれません。ですが、やり直しのきかないのが人生の事実です。ただし、見直すことはできると金子大栄氏は語りかけます。
2019.12
さて、2019年も終わりに近づきました。どのような一年でしたか? 中には「あの時に戻ってやり直したい」という思いを抱えている人もいるかもしれません。ですが、やり直しのきかないのが人生の事実です。ただし、見直すことはできると金子大栄氏は語りかけます。
2019.11
維摩経(ゆいまきょう)は聖徳太子が日本に紹介した仏典で、病気になった在家仏教信者維摩と、彼を見舞った文殊菩薩(もんじゅぼさつ)との対話を通して、「縁起」や「空(くう)」などの大乗仏教の鍵(かぎ)となる概念(がいねん)をめぐる考察(こうさつ)が展開されている経典です。
2019.10
私たち人間の「ものさし」は、ものの価値を比較して決めるようにいつの間にかなってしまっています。 比較の「ものさし」は「美味しい・まずい」「長い・短い」「高い・低い」「賢い・賢くない」 「上手・下手」「きれい・きたない」「重い・軽い」「金持ち・貧乏」などなど、挙げればキリがありません。
2019.09
今月のことばは、「わらじ医者」と呼ばれ長年京都で地域医療の発展に尽くされた早川(はやかわ)一光(かずてる)先生の言葉です。
2019.07
仏教では、「慢」といわれる煩悩(=自分をわずらわせ悩ませる心、自己中心の欲望の心)があるといわれます。他と比較し自分を高しとして傲慢になる心のことです。
2019.06
今月のことばは、住井すゑさんの「文化というのは、簡単に言えば、いのちを大切にすることです」という言葉です。
2019.5
5月、「さわやかな風かおる季節」です。暖かさが増し、新緑の木々や虫たちのいのちの息吹を感じる時節になりました。 今月の聖句は、あるお寺の掲示板に書かれていたものです。ジャンケンをたとえにした、わかりやすい言葉ですが、なかなかに深い意味があると感じて選びました。
2019.4
新入生のみなさん、入学おめでとうございます。また、在校生のみなさんも新年度にあたって新たな環境での出遇いを大切にして、頑張っていきましょう。 私たちは、ひとつの“ことば”の出遇いよって勇気づけられたり励まされたりしながら、人間関係を築き成長していきます。そして、生きていく中では、楽しく幸せなことだけではなく、苦しくて悲しい事にもたくさん出遇っていかなければなりません。皆さんが学校生活を送る中で、手帳にある“今月のことば”がひとりひとりのこころの支えとなってくれることを願っています。
2019.3
学年最後の3月を迎えました。3年生の皆さん、卒業・修了おめでとうございます。 また、それぞれの学年の皆さんにとっても一年の節目となる月です。日々を振り返るとき、それぞれに色々な思い出がよみがえってくることでしょう。勉強・部活などの学校生活、習い事やサークルなどの活動、毎日の家庭生活、どれもかけがえのない日々だったのではないでしょうか。数年前、新聞に掲載されたコラムを紹介します。
2019.2
私たちがお願いごとをするのはどのようなときでしょうか。遊び半分で願い事をするときは別として、切実に願い事をするときというのは、「病気が治りますように」「無事合格できますように」など、追いつめられて苦しいときです。だからこそ、その表情は暗く、思い詰めたものになります。