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大学・短大部トピックス
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休講情報・お知らせなどが携帯電話で確認できるように〜キャンパス情報システム導入〜

1号館1階ロビーに設置された証明書自動発行機。各種証明書が簡単に受け取れるようになります。

 大学および短期大学部では、学生サービス拡大の一環として、インターネットによるキャンパス情報システム(キャンパスメイト)を導入しました。平成19年4月1日の正式運用開始を前に、現在、試験運用中です。
 このシステムによって、休講情報・個人呼出などの掲示を学外から携帯電話やパソコンで確認することが可能となります。
 また、在学証明書や成績証明書などが発行できる証明書自動発行機も稼働予定です。今後もさらに、学生サービスの向上を目指していきます。

携帯電話上のキャンパス情報システム・アクセス画面。

「インターンシップ」は私に変わるキッカケをくれました!川邊 夕希子(大学 日本語・日本文学科 3年)
インターンシップ推進協議会の仲間の皆さんと。後列右から2番目が川邊さん。
 私はインターンシップ推進協議会という所で「学生スタッフ」をしています。インターンシップ生の受け入れ企業を開拓すること、インターンシップ中の学生や企業の方を取材して広報誌を作ること、インターンシップに関するイベントの企画・運営をすることが主な活動内容です。
 私がスタッフになったのは2年の秋。夏休みにインターンシップを体験し、今までの楽しいだけの学生生活にどこか物足りなさを感じました。もっと自分を成長させたい…そう思ったのがきっかけです。今、1〜2年生を対象に「インターンシップって何だろう?」というイベントの企画をしています。インターンシップの魅力をより多くの学生に伝えたいという気持ちで、このイベントに取り組んでいます。企画は大変ですが、ゼロから作り上げていくことはとても楽しく大きなやりがいを感じる毎日です。
 以前の私はやりたいことになかなか一歩を踏み出せませんでした。でも学生スタッフに飛び込めたことで変われた気がします。「やりたいことはやる!」こう思えるようになったのも、いつも支えてくれるスタッフみんなのおかげです。みんなと出会えてスタッフの一員になって本当に良かった。学生の今しかできないこの活動を、これからも楽しく頑張りたいです。


一番輝ける場所を求めて…ただいまアルティメット・フリスビーに挑戦中!吉森 みゆき (大学 日本語・日本文学科 3年)
次の大会に向けて、猛練習中の吉森さん。
 みなさん、フリスビーはご存知ですよね?私は、大学でフリスビーを使ったスポーツ、アルティメット・フリスビー部に所属しています。フリスビーと聞くと、みなさんは、きっと犬を想像するでしょう。しかし、アルティメット・フリスビーという競技に犬は出てきません。
 アルティメットとは、「究極の」という意味で、その名のとおり究極のスポーツなのです。ボールの代わりにフリスビーを使い、フットボールのような広いフィールドで競技するスポーツです。7人で構成されたチームが、フリスビーをパスしながら敵陣に攻め込み、相手側のエンドゾーン(ゴールエリア)内にパスを通すと得点になります。投げて、走って、跳んで…。スポーツの全てが詰まっています。
 私は、毎週日曜日に社会人の練習にも参加しています。10月には、社会人の方と一緒に茨城県で開催された第31回全日本アルティメット選手権大会に参加しました。そこで、私は、自分のレベルがまだまだだと痛感させられました。これからもっともっと練習して、全国に通用するプレーヤーになりたいと思っています。今年は新しい挑戦として、全国規模の学生選手権大会に出場し、大学生活の集大成としてチームを引っ張っていきたいと思います。

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授業って面白い

「授業=勉強=難しい」こんなイメージを持つ方も多いことでしょう。でも、あちこちの教室から聞こえてくるのは、笑い声や「え〜ッ!」と驚く学生の声。そこでこのコーナーでは「ウワサの講義」に潜入し、その模様をお伝えします。

「読む」「書く」「話す」をしっかり修得!ハイレベルな授業が展開されています。

 この授業には期末の試験がありません。でも、「じゃあ、楽勝?!」なんて思ったら大間違い。週2回の授業の度に行われるテストや発表、いきなりの出題などによって学習成果が問われるからこそ試験が必要ないのです。潜入当日は、暗唱した会話にジェスチャーや小道具などの工夫を加えて2人で行なう発表から授業が始まりました。
「他の人が発表している間は練習していてもいいけれど、小さな声でね」と石先生。どのコンビも名前を呼ばれる瞬間まで幾度も練習を繰り返し、壇上では日本語で話しているように自然な会話を披露します。そして、約1時間後には全員の発表が終了。それぞれへ次回の課題が告げられると、教室はようやくリラックスモードになりました。けれども、それも束の間。次は中国語で表示されたインターネットの画面を訳すことになり、先生は辞書を片手に奮闘するみんなの間をまわって、それぞれにアドバイスを与えます。
 このように授業は毎回ハードで真剣そのもの。それでも学生の皆さんは、「中国への関心と理解が深まった」「“アジアの中の日本”という捉え方ができるようになった」など、語学の修得以外にも得るものが多いと笑顔で語ってくれました。

■CLASS DATA■
  受講者数:86名(2クラス)
開講日時:火曜日4限(14:50〜16:20)+金曜日1限( 9:10〜10:40)
 
●授業の狙い: 上級レベルの中国語を総合的に学習するとともに、その過程において、社会人に求められる自主的に段取りをして学ぶ術や想像力を養成。1つの答を準備するための伝え方や工夫を身につける。
●講義内容: LL教室で行われる授業では毎回先生と1対1で会話テストを実施。CALL教室では会話の暗唱発表や中国語で表記されたインターネット上の情報活用、中国のTVトーク番組の内容要約などを行う。
日常のシーンが盛込まれたテキストの中から与えられた課題をみんなの前で熱演。後期からは表情や動きもより自然になってきたようです。「ここを、もっと丁寧に訳さなくちゃ!」と石先生。一人ひとりとの豊かなコミュニケーションをとおして活きた中国語を指導しています。
担当:アジア文化学科教授 石 其琳 先生
先生よりひとこと 担当:アジア文化学科教授 石 其琳 先生
豊かな想像力と発想を培いレベルアップを目指しています
語学力のレベルアップには、聴いて話すだけでなく、読み、書き、理解することが必要です。もちろん、限られた時間の中でその全てを修得するのは難しいことですが、豊かな想像力や発想を重視しながら展開する授業をとおして学ぶテクニックを身につければ、卒業後も自分で更に勉強することができるはず。また、その姿勢は社会に出てからもきっと役立つことでしょう。授業での様々な経験を活かして、「1+1」の問いに「2」以外の答を発想できる学生が増えることを願っています。

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就職の筑女
本学の学生をご採用いただいている企業から伺った採用へのお考えや職場の状況を紹介していくこのコーナー。今回は県下でも有数の歴史と伝統を持つ水城幼稚園の理事長先生にご登場いただきました。

「国語や数学も大切ですが、何よりも心の勉強を。人間関係の築き方も大学時代に身につけて欲しいことの1つです」と語る伊藤理事長。保護者と、地域と共により良い幼児教育を目指して

 当園は昭和29年の認可以来、地域の方々に信頼を寄せて頂いています。それは、太宰府という場所にあるため名所旧跡が近く、四季の変化に富むという幼児教育の場として絶好の環境のもと、家庭、地域の人々と幼稚園とが三位一体となった大きな協力の輪の中から、より良い幼児教育を生み出せるよう努力していることへのご理解からではないかと思います。
 子どもたちは育ってきた環境や社会生活が各々異なるうえ、保護者の園に対する期待も様々。よって、私たち幼児教育に携わる者には困難な局面も少なくありません。そうした状況の中、筑女出身の先生は、尊い命を付託されているという感謝の念と責任感を伴った先生として保護者の方々から篤い信頼を得ています。


筑女の仏教に基づく教育の成果に感心しています

 筑女出身の先生方の素晴しさは、仏教に基づく教育の賜物である思います。現在、当園には8名の筑女出身者が勤務していますが、皆、子どもの心身を育んでいくこの仕事にやり甲斐と誇りを持ち、子どもたちへ精一杯の愛情を注いでいます。
 幼児教育者になるという目標に向かって勉学に励まれている筑女の皆さんも、いずれ私たちと同じ道を歩み、子どもたちに多大な影響を与える大きな責任を担う立場に立たれることでしょう。ぜひ、子どもを愛する揺ぎない信念と豊かな心、先生らしい振舞、態度を備え、そして子どもの心をつかんで離さない先生になられることを願っています。

筑女出身の先生方(後列左から 吉田藍さん・吉田礼美さん・古賀千晶さん・合志佳子さん・西谷貞美さん/前列左から 佐奈知美さん・古谷真美さん)。子どもたちに囲まれる日のために充実した大学生活を

 今年度も前期、後期合わせて8名の筑女生が実習に来られ、誠実さと子どもに勝るとも劣らない純真な心を持ち合わせた方ばかりであることに感心しました。今後も伝統ある筑女の校風を信頼し、採用を図っていきたいと考えています。
 親の在り方や社会は時代と共に変化してきましたが、子どもたちの純な心は変わりません。私たちにとって、勇気や元気をくれるかけがえのない存在です。そんな子どもたちに囲まれて過ごす将来のために、幼児教育を学ぶ皆さん、ぜひ、大学でしっかりと自己研鑽に努めるとともに幼児教育者としての素養を高め、夢をその手でつかんでください。当園は筑女の皆さんを心からお待ちしています。


今回の登場企業
●社名:学校法人伊藤学園 水城幼稚園
●設立:昭和29年12月25日
●園児数:265名 
●職員数:17名(うち筑女出身者8名)
●新卒者採用実績:1名(06年4月)

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