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Woman@Chikujo
花自紅
「筑紫女学園大学・短期大学合気道部」
〜合気道は、ココロもカラダも強くしてくれました。〜  この日は、OGの先輩が稽古をつけてくれるという特別な日。指導者の先生がいらっしゃらない分、とても貴重な時間です。今日はOGの青木薫さんにもお話をうかがいました。
 「高校3年の時、ローカルテレビの番組特集で、福岡本部道場が出ていたんですよ。とてもかっこよくて、合気道にすっかり魅了されてしまいました」
 ほかの部員にも合気道をはじめた理由を尋ねると、やはり「かっこいい!」が動機の主流のようです。なかでも1年生・井川日佳理さんの「部活動紹介で披露してくれた先輩たちの姿がかっこよかったから」という言葉は、主将の野村麻衣さんも副将の本多郁子さんも初耳。少し照れながらもうれしそうでした。はじめて間近に見た合気道の印象は、鮮烈だったにちがいありません。
 ところでみんなが口をそろえて言う「かっこいい」。これは簡単なようで案外難しいこと。
単に、エイッとばかり派手に投げ飛ばせばいいもんじゃない。「心・技・体」、このバランスが「かっこよさ」の重要なポイントとなってきます。
上段左から
主将・野村麻衣さん/文学部人間福祉学科3年
副将・本多郁子さん/文学部人間福祉学科3年
井川日佳理さん/文学部発達臨床心理学科1年
下段左から
田口彩花さん/文学部日本語・日本文学科1年
OG・青木薫さん/短期大学国文科卒
 合気道では、大きな力は使わず、相手の力を流すように利用し、その動きを封じる――これが特徴。人間の身体の関節をうまく利用した武術です。一般に護身術といわれるゆえんでしょう。いかに美しく、かつ迫力ある動きをするかが大切です。合気道には勝敗を決める試合はありません。そのかわり、年に何回か他大学と合同で演武会を行い、「投げ」と「受け」でペアを組んで、技を披露します。
 「合気道を始めて、責任感が強くなったような気がします」とは、野村さん。演武会では、他大生はもちろん、目上の人も招待します。会場の手配から運営、案内状や礼状の送付まで失礼のないよう、自分たちで執り行うそうです。「でもですね…」と、言葉は続き、「責任感がついたら、なんとなく授業をさぼることができなくて…。“損”な感じもするような、しないような…」と苦笑する場面も。
 そんな部員たちに、OGの青木さんが合気道の魅力を語ってくれました。
 「私は今も働きながら道場に通っているのですが、いろんな人たちと知り合うことができます。“合気道留学”なのでしょうか、外国の人もいますよ。道場には老若男女幅広い層の人たちがいます。大学の演武会でもそうですが、目上の人と接するうちに、自然に礼儀正しい態度が身についてきます。なかなか普段ではできない、いい経験だと思います」
 OGの先輩も含め、仲間として一体感のあるこの雰囲気が、さらに彼女たちを真剣に取り組ませるのでしょう。技の上達もさることながら、精神的な成長が、彼女たちが「かっこいい」最大の理由かもしれません。
稽古風景

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