筑紫女学園報No53 5月31日発行
Chikushi Jogakuen Online Report
 
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高等学校・中学校トピックス
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中学校ひなまつり茶会
中学校ひなまつり茶会 2月13日、ひなまつり茶会が行われました。茶道部に入って3年目になるので、だいたいの流れは分かっていたものの、日が近くなるにつれてやはり心配でした。  当日、私は二席目の亭主を担当しました。それまで、まったくと言っていいほど緊張していなかったのに、水屋で待機しはじめると急に手足が震えだし、道具を落としてしまいそうなくらいでした。それでも、点前の間は今までに覚えたことを順に思い出そうと心がけ、落ち着きを大事にして、なんとか無事に終わらせることができました。
 振り返ってみると、本番までの努力も、緊張も良い経験になったと思います。そして茶会によって初めて、「一期一会」に代表されるお茶の心が少し理解できたと思います。ひなまつり茶会に来てくださった方々には、感謝の気持ちでいっぱいです。
【阿久根 玲奈(中学/3年)】

福岡市仏教会主催
 釈尊の誕生をお祝いする「花まつり」。福岡市仏教会では、毎年、4月7日に天神大丸前での「花まつり街頭キャンペーン」4月8日には「灌仏会」を開催されており、本校もこの「花まつり」の行事に毎年参加しています。
 高校仏教委員会では、2年生の委員を中心として、このキャンペーンに参加し、仏教婦人連合会や、福岡市仏教会、九州大学仏教青年会の方々と一緒に、花御堂の誕生仏にお参りし、灌仏をします。その後通行されている方々にも灌仏を案内し、合わせて花の種を配布するという、街頭キャンペーンのお手伝いを行います。また、中学では代表のクラスが4月8日の灌仏会の式典に参加させていただいております。このような形で福岡市仏教会主催の「花まつり」にご縁を頂戴しておりますが、この行事が今後も続き、多くの方々が「花まつり」にご参加いただけるよう、切に願っています。

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今年度から募集定員を増員
去年を上回る本校志願者

 学習指導要領の改訂と学校5日制の導入により、授業内容や授業時数が削減され、また公立学校における教育内容への不安も募る中、本校では浄土真宗の教えに基づく建学の精神のもと、たえず学習内容を精選し、時代のニーズに対応した教育改革を実現してきました。
 そうした取り組みに対する期待感からか、近年、本校への志願者は、入学定員200名に対し、平成13年度が595名、平成14年度は641名、さらに平成15年度は668名と年々増加する傾向にありました。
 このような状況を踏まえ、定員を250名に増員して行った今年度は、昨年をさらに上回る757名の志願があり、中学生を取り巻く教育環境への意識の高さを伺える結果となりました。
生徒一人ひとりの夢の実現に向けて

 今回の入試では、募集定員の増員に伴い、昨年度よりも44名多い471名を合格としましたが、合格最低点は過去数年よりも高い結果となっており(下記グラフ参照)、生徒数が増えても例年同様あるいは、それ以上の学力を持った生徒を受け入れることができました。
 これからも世の中がどのように変わっていこうと常に変わることのない「み仏の教え」をよりどころにしながら、また一方では、絶えず変化している社会に目を向け、生徒一人ひとりの夢の実現のために、学園一丸となって努力して参ります。今後とも、より一層のご支援とご協力をお願いいたします。

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 2月にインドで行われた「第7回アジアクロスカントリー大会」に本校から野原優子さん(2年)と稲富友香さん(今年3月卒業)の2名が日本代表として出場。それぞれ4位と5位に入賞し、日本チームの団体優勝に大きく貢献しました。
 また両選手は、同大会に前後して開催された「千葉国際クロスカントリー大会」「福岡国際クロスカントリー大会」でも上位入賞を果たし、この3大会の結果で選考される「第32回世界クロスカントリー大会」(3月20日ベルギー・ブリュッセルで開催)に日本代表として出場。同大会では、世界の強豪アフリカのエチオピアやケニア勢を相手に、野原さんが11位、稲富さんが29位と健闘、団体日本チームとして3位に入賞を果たしました。

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 漫画から専門書まで、本校の蔵書は多種多彩。中学校としては1万8000冊近く、高校生対象のものは4万2000冊以上を数えます。今後も、中学生に向けて、生き方を学ぶノンフィクション分野の書籍や地理・紀行物を増やしていく予定。高校は女性問題などを中心とした社会科学、環境問題に関わる自然科学の分野の書籍を充実させていく計画です。



 図書館の細部を見渡してみると、他の図書館では目にすることのできない文献を数多く発見。中でもその筆頭は、総数296点にもおよぶ「黒田家文書」。江戸時代、福岡藩を治めた黒田家の家譜類、藩主略伝、藩日記類、その他藩政資料など、極めて資料価値の高いものが収められています。これら黒田家文書が本学園の所蔵となったのは昭和42年のこと。水月文英先生(2代校長)が東京の古書店で偶然発見され、郷土資料の散逸に心を痛めて購入されたそうです。
 また、郷土史研究家の橋詰武生氏より寄贈された「橋詰文庫」も、6世紀頃のものと推定される「五郎山古墳出土遺物」が数多く含まれることから、高い価値を持つ文献と言われています。他に、発行部数が極端に少ないものとしては、西本願寺に原典を所蔵している「国宝 三帖和讃」などが挙げられます。
 本校では、部外者の方でも事前に「許可申請」を出して頂ければ書籍や資料を自由に閲覧・帯出することが可能です。皆さんも一度、のぞいてみられてはいかがでしょうか。

もっとおしえて!!「図書館のこと」
  ■他にも貴重な資料を多数所蔵!
 古代差裂(古代織物見本)/大正新脩 大蔵経102巻/南傳 大蔵経65巻(復刻版)/三十六人家集/茶道全集/野村望東尼伝(草稿 春山育次郎)/晩翠の詩「春高楼の花の宴…」(掛軸)など多数
 ■今後の計画を尋ねてみると?
生徒参加による選書の実施/図書だよりに「新刊案内」を掲載/平成17年度実施を目指した図書業務のPC化/図書資料の利便性を向上させる配架の工夫/新着図書やテーマ別図書資料の紹介コーナーを設置――など、“価値ある図書館”への歩みはさらに続いていきます。

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クラブの名物先生
ユーモラスで素晴らしい感性を持つ素敵な先生です
高等学校書道部顧問 本田達人先生 私たち書道部員を元気はつらつと指導してくださるのが、本田達人先生です。先生は一人ひとりに、適切で丁寧な指導をしてくださいます。
 おかげで私たちは、それぞれに感性を磨くことができ、楽しみながら活動をすることができます。
 普段は個人プレーの書道部ですが、毎年文化祭前になると書道展の開催に向け、チームプレーを発揮します。その際、部員間の協力はもちろんのことですが、先生の適切な指示のおかげで、毎年、先生と部員が一丸となって取り組むことができます。
書道部の仲間 また、先生はユーモアあふれる方で、部内はいつも笑いが絶えません。一方でお名前(達人)に負けない感性の持ち主で、芸術に関わる方らしくミステリアス(?)な部分もお持ちです。そんな先生の作品を拝見するとみんなため息がもれ、その素晴らしさに惹きつけられます。これからもそんな先生の感性を少しでも学び取れるよう、がんばって行きたいと思います。
 先生、ご指導のほどよろしくお願いします!
関さやか(高校3年生 書道部部長)
 

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ClubNow!  
大会の結果
 
〈第39回 千葉国際クロスカントリー大会〉2月15日・千葉県
8位 稲富友香
11位 野原優子
37位 松田奈実
〈第7回 アジアクロスカントリー大会〉2月22日・インド
4位 野原優子
5位 稲富友香
●団体で日本チーム優勝
〈第18回 福岡国際クロスカントリー大会〉2月29日・福岡市
8位 稲富友香
11位 野原優子
18位 松田奈実
●団体で筑紫女学園チーム優勝
〈第32回 世界クロスカントリー大会〉3月20日・ベルギー
11位 野原優子
29位 稲富友香
●団体で日本チーム3位
 
テニス部
〈第26回 全国高校選抜テニス大会〉3月22日・福岡市
1回戦 本校 2-3 山陽女子高校
 
ハンドボール部
〈九州高校ハンドボール選抜大会〉2月5日〜8日・熊本県
1回戦 本校 18-31 松橋高校
敗者復活戦 本校 26-17 聖和女子高校
三位決定戦 本校 17-21 熊本国府高校

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